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【根岸S・シルクロードS予想】先週は大的中、今週も有力馬の調教を徹底解説!

  • 2022年01月26日(水) 18時00分

現在絶好調の予想、このまま波に乗り続けていきたい!


 先週のAJCCでは◎マイネルファンロンが2着。ウマい馬券では、複勝、馬連、3連複と的中することができ、30万オーバーの払い戻しとなりました。競馬予想TV!でも同じ買い目で、金額を少し多めに購入しているので、37万オーバー。競馬予想TV!は回収率を争う番組ですが、今シーズンは番組回収率が100%を超えて、予想家が絶好調。その波に乗り遅れることなく、大きな的中をできたのがうれしいですし、少し下がり気味だった番組回収率を上昇させることもできました。

 また、昨年12月からInstagram(iuchitoshiaki_gmen)を始めたのですが、そこでたくさんの反応をいただけるのが、本当にうれしいです。「読みましたよ!!」のつもりで、コメントにいいねを押すのですが、これをさせていただくのが、楽しくて楽しくて。フォロワーやいいねを押してくださった皆様、この場を借りて、御礼申し上げます。

 netkeiba.comの競走馬の掲示板もたまに拝見しています。マイネルファンロンも見させていただくと「井内さん、ありがとう」的なものもチラホラ。いや〜、やっぱりうれしいですね。これからも、たくさんの感謝をしていただけるよう、少しでも皆様のお役に立てるような予想に努めたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

【根岸S/ソリストサンダー】

 前走武蔵野Sは強い競馬で完勝。やっぱり東京マイルは合うと思いますし、個人的には距離に関しては融通が利くと思います。それゆえに、今回の距離はどうなんだろうというのが気になっていて、そのあたりについては高柳大輔調教師にもしっかりとお話を聞きました。簡潔にまとめると、ジョッキーの意見を重視しての選択だそうです。

 状態に関しては、1週前追い切りがCWでしっかりと負荷をかけて、最終追い切りは坂路で4F目最速ラップ。前走と同じパターンです。2F時計が24秒台は好走パターンですから、これに関しても24.7秒でクリア。ということで状態は良いだけに、あとは距離対応でしょう。

調教Gメン研究所

距離対応がカギとなるソリストサンダー(1月25日撮影)


【根岸S/オメガレインボー】

 前走は初めての1200m。しかも重賞ですから、3着という結果でも収穫はあったような気がします。実はここ2走は最終追い切りがCWで単走でしたが、アハルテケSを勝った時はCWで併せ馬。それゆえに、今回の最終追いがどちらのパターンで仕上げてくるのか、ここは注目でした。

 すると、横山和生騎手が跨って、3頭でCWへ入場。その一番後ろに付けて、最後の直線で前へ並びかける形でフィニッシュしています。安田翔伍調教師が「追い出しを我慢するレースをする」ということですから、それをイメージした追い切りになるだろうと思いましたが、やっぱりそうでした。この先も見据えてのレースになるのかも知れませんが、状態が良いのは間違いありません。

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状態が良いのは間違いないオメガレインボー(写真右、1月26日撮影)


【根岸S/タガノビューティー】

 ここ2走は完全にCWオンリーでの追い切りで仕上げられていますが、今回も同じパターン。1週前追い切りはCWで3歳1勝Cとの併せ馬でしたが、追い抜けそうで、追い抜けない感じがなんとももどかしい感じ。ただ、これは1週前だからかなという印象で受け止めました。

 それだけに最終追い切りでどんな動きを見せるか注目。CWで古馬2勝Cに先行したんですが、ゴール前はかなり物足りない手応え。3勝Cを勝った時などはもう少し動いていた印象があるだけに、今の季節がひと息というわけでもないと思うんです。ただ、人気するようなら、少し冷静な評価も必要かなと思います。

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CWで追い切ったタガノビューティー(写真手前、1月26日撮影)


【シルクロードS/カレンモエ】

 もともとレース間隔を詰めて使った経験の方が少ない馬ではありますが、今回の中19週は佐世保Sの中26週に次ぐ、休養期間の長さになります。冬場の休み明けという意味では、乙訓特別4着があるだけに、今回はローテーションを見ただけで辛めの評価が必要かなと思います。

 ここに追い切り本数が5本という点を考慮すると、ますます乙訓特別の時と同じ状況。1週前追い切りが4F49.8秒と速い時計が出ていますが、やはり追い切り本数が少ないという点は気になります。その1週前で併せ馬を遅れたということもかなり気になります。

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追い切り本数が少ない点が気になるカレンモエ(1月25日撮影)


【シルクロードS/メイケイエール】

 スプリンターズS以来のレースとなりますが、調教量は十分。12月下旬から坂路で15-15を消化し、1月になってからCWでの追い切りも併用。1月22日には坂路で4F51.9秒、1F12.9秒。時計的な派手さはないものの、とにかく調教量は豊富です。

 最終追い切りはCWで単走。3コーナーから入場して、4Fで時計を出す形でしたが、入場直後はやっぱり頭の高い仕草。それでも我慢して、最後の直線まで脚をためる形で、ゴール前はしっかりと伸びていました。4F54.2秒、最後の直線は11.6秒から11.5秒ですから伸びは抜群。あとは実戦でもこの追い切りと同じように、前半できっちり脚をためることができるかどうかでしょう。

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ゴール前はしっかりと伸びたメイケイエール(1月26日撮影)


◆次走要注意

・1/23 3歳新馬【オマツサマ】(2人/8着)

 最終追い切りの動きも決して悪くなかったと思いますが、やはり除外されたレースからの調整が難しかったのかも知れません。そのあたりが最初の位置取りとゴールした位置取りが変わらないところに出ていると思うので、一度、リフレッシュしてくれば、本来の能力を発揮できるはずです。

[メモ登録用コメント] [芝マイル]最終追い切りがCWでラスト1F最速ラップなら勝ち負け

◆開催おすすめの調教適性

<東京ダート1400m>
◎最終追い切りが南WかCWで併せ馬を同入か先着
○最終追い切りが坂路馬場で4F目最速ラップ
○調教タイプが追い切り本数が多い坂路

 2021年1回東京開催でのダート1400mは単勝二桁人気が3頭勝っていますが、すべて◎に該当していました。馬場状態によっては坂路系統が高い調教適性を誇りますが、昨年と同じ馬場なら、やはりトラック優勢だと思います。

【予想】井内利彰の勝負予想は『ウマい馬券』でチェック!

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調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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