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【シルクロードS予想】シルクロードSはサンデー系の中距離要素が薄い血統から

  • 2022年01月28日(金) 19時00分
今週末はシルクロードS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
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中でも父が米国型血統、あるいは○○系が強調された馬に向く舞台


 JRAの芝中距離レースは、直線スピードを強化。かつ適性の主張も強いサンデーサイレンス系の血を「持っている」ことが必要不可欠のレースも多いです。ところが「反主流」のレース、馬場では主流血統を「持たない」こと、薄い影響の配合が有利な局面もあります。年末年始の中山芝の古馬混合戦は、「反主流」レースが出現しました。

 年末年始の中山芝は、古馬混合戦で父か母父ディープインパクトが大不振。1、2人気の父か母父ディープインパクトは19頭出走して1勝止まり。

 AJCCでもこの現象を利用。ディープインパクト、サンデーサイレンスも「持たない」配合。かつ、減速要素に強い欧州の超一流血統ガリレオを持つキングオブコージを推奨。AJCCは父ディープインパクトのポタジェは消し。3連系馬券は、必然的に高配当になるので、手広く流す馬券も推奨しました。

 今週末のシルクロードSが行われる中京芝1200mもサンデー系の中距離指向の要素が「薄い」血統馬が走りやすいレース。中でも父が米国型血統。あるいはノーザンダンサー系が強調された馬に向く舞台。

 昨年の1着はシヴァージ、2着がライトオンキュー。どちらも父はノーザンダンサー系。どちらもサンデーの血を持たない馬。10番人気4着だったリバティハイツもサンデーの血を持たない馬。出走メンバー中でサンデーの血を持たない馬は4頭のみ。そのうち3頭が4着以内。

 同コースで行われた2019年の高松宮記念もサンデーサイレンスを持たないショウナンアンセムが17番人気の人気薄ながら3着。この時の勝ち馬はミスターメロディ。2020年もサンデーの血を持たないモズスーパーフレアが9番人気1着。

 カレンモエは父がサンデーサイレンスの血を持たない馬。父ロードカナロアは日本の春秋GIを勝ち、香港のスプリントG1も勝ったチャンピオンスプリンター。その母父はノーザンダンサー系。世界の超一流種牡馬ストームキャット。

 母父はクロフネ。ノーザンダンサー系でスプリントGI馬も複数出した種牡馬。母カレンチャンも日本の春秋スプリントGIを制した馬。ノーザンダンサー系と芝スプリント適性が強化された血統馬。

 ジャンダルムの父はキトゥンズジョイ。アメリカの一流種牡馬。父は先に書いたように、当コース重賞で相性の良い米国型ノーザンダンサー系。母ビリーヴは母父ダンチヒの影響を強く受けた馬。サンデー産駒が得意とする芝中距離ではなく、母父ダンチヒが得意とするJRAのスプリントGIを春秋制覇。

 なお、父が非サンデー系。母がJRAのスプリントGIを勝っているのはカレンモエ、ジャンダルムの2頭のみ

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のシルクロードS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!


亀谷氏を含む殿堂入り予想家の無料コラムも公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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