スマートフォン版へ

【フェブラリーS予想】ロードカナロアの妙味度解説と、今回妙味度が高い条件にピッタリ合う馬/第68回

  • 2022年02月16日(水) 18時00分
テーオーケインズとマルシュロレーヌがサウジ遠征のため回避予定。となると、今年のフェブラリーSは大混戦になることが予想されます。そんななかで馬券的に美味しいのはどの馬なのか? 軸に相応しいのはどの馬なのか? 今週も妙味度解説多めでお送りします。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)

ロードカナロアのイメージと現実の違いとは?


編集K3(以下、K3) さぁ、今年最初のGIです。軽くスランプに入っていますが、GIを当てて流れを変えましょう。

 いつも通りやるだけですけど、当たるといいですね。

K3 フェブラリーSの出走予定馬を見たんですが、テーオーケインズが回避した場合、どの馬が1番人気になるかわかりませんね。

 これは大混戦ですね。まず、ルメール騎手が人気馬に乗っていないというのが珍しいですよね。

K3 予想人気だとテーオーケインズに次ぐ2番人気はカフェファラオになっていますけど、3連敗中ですからね。1番人気は昨年4着のレッドルゼルになるんじゃないでしょうか?

 じゃあ、今週はレッドルゼルに関する妙味度を紹介していきましょう。以下は、先週発売された電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑 2022』のロードカナロアのページです。

儲かる軸馬


ロードカナロアの傾向をまとめると、このようになります。

・全体的に過剰人気
・短距離(1600m以下)の妙味度は高い
・古馬になってからが良い
・距離短縮で狙える

K3 利益度-3385というのは、何も考えずに狙い続けるとものすごく損するってことですよね。

 はい。競馬ファンが持っているイメージと実際の成績に大きなギャップがあるということです。

K3 であれば、早めにイメージを修正しないとマズいですね。

 修正しないとジワジワ負けていくことになります。

K3 「ジワジワ負ける」っていうその表現、相変わらず恐いですね(笑)。

 ロードカナロア産駒はアーモンドアイ、サートゥルナーリアなど、いきなりクラシック路線で大物が出たので、芝中距離でも走れるというイメージが定着しましたが、実際は短距離のほうがいいんですよ。

K3 一部の大物にイメージが引っ張られたということですね。

 この妙味度を見る限り、ロードカナロア産駒は父と同じようなイメージでいいということですね。短距離が良くて、成長力がある。

K3 そういえば、先週の共同通信杯ではダノンスコーピオンが1600m→1800mの距離延長で負けていましたね。

 昨年の富士Sでサトノウィザードとタイムトゥヘヴンが人気薄で2、3着に好走しましたけど、ああいうイメージでいいんだと思います。

K3 昨年度版から変わった部分はありますか?

 大きな変化はありませんけど、あえて言えば、短距離の妙味度がさらに上昇したことと、「オープン(重賞含む)」の妙味度が上がってきた点ですかね。

K3 確かに、昨年はレイハリア、ファストフォースなど、重賞での穴も目立ちましたよね。

 上級条件で1600m以下への距離短縮を狙うというのが良さそうですね。

K3 なるほど、タメになりました。では、予想にいきましょう。

 わかりました。テーオーケインズが回避しそうなので、今回は6番人気までの総合妙味度を見ていきましょう。

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

卍

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング