前回2月13日のWIN5は985万4270円の配当で決着。4レース目の京都記念(阪神11R)を単勝オッズ51.5倍(12番人気)のアフリカンゴールドが制したことで、払戻金額が跳ね上がりました。
ちなみに、前回2月13日の的中票数は56票。ここ7回のWIN5を振り返ってみると、3回は的中票数が一千票以上だったものの、残る4回の的中票数はすべて百票未満です。両極端な決着がこれだけ続くのは珍しく、流れの見えない状況に戸惑っているプレイヤーも少なくないでしょう。
もちろん、波乱の度合いを予見できたところでそうそう簡単には当たらないわけですし、資金面の制約もある以上、我々にできることは「できるだけ戸惑わずに普段通りの予想を心掛ける」くらいしかありません。こんな時期もあるだろうと割り切り、WIN5に対するスタンスを崩さないことが重要だと思います。
明日2月20日のWIN5は総出走頭数が68頭、総組み合わせ数が40万5504通り(土曜12時現在)。3場のメインレースがすべて“フルゲート”となった一方で、序盤の1〜2レース目は少頭数のメンバー構成になりました。
【2022年02月20日発売分の1点予想】
阪神10R 2.フラーズダルム
東京10R 2.グランオフィシエ
小倉11R 12.ランブリングアレー
阪神11R 2.ジャスパープリンス
東京11R 5.レッドルゼル
【1レース目 武庫川S(阪神10R)】
今年の1回阪神芝1600m外(2月19日終了時点)は、馬格のない馬が不振。「前走の馬体重が440kg未満だった馬」は[0-0-0-9]なので、シャーレイポピー・ディヴィーナの2頭は扱いに注意したいところです。
他にチャンスがありそうなのは、レッドアルマーダ・フラーズダルム・トオヤリトセイト・ソウルトレインあたり。4歳のフラーズダルムは押さえておくべきでしょう。
【2レース目 アメジストS(東京10R)】
4歳勢や前走好走馬を重視した方が良さそう。「馬齢が5歳以上、かつ前走の着順が5着以下だった馬」は2017年以降[1-1-0-27]と安定感を欠いていました。ルリアン・クロミナンスらは強調できません。
この条件をクリアしているのは、ソルドラード・グランオフィシエ・ノースブリッジ・シンボの4頭。前走が好内容だったグランオフィシエは特に高く評価できます。
【3レース目 小倉大賞典(小倉11R)】
基本的にはキャリアの浅い馬が優勢。「出走数が20戦以上、かつ“前年以降、かつ中央場所、かつ1800m以上、かつ重賞のレース”において5着以内となった経験がない馬」は2015年以降[1-1-1-41]と期待を裏切りがちです。ダブルシャープらは過信禁物と見るべきでしょう。
なお「前走の距離が1800m以下、かつ前走のコースがJRA、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が4位以下だった馬」も2015年以降[0-0-0-26]と苦戦していました。
今年はスカーフェイス・ヴァイスメテオール・ランブリングアレー・ブラヴァス・アリーヴォあたりが有力。コース替わりがプラスに働きそうなランブリングアレーは特に狙い目かもしれません。
【4レース目 大和S(阪神11R)】
極端に先行力の低い馬は割り引きが必要。「前走の4コーナー通過順が9番手以下・競走中止だった馬」は2017年以降[0-0-1-22]ですから、レシプロケイト・スマートアルタイルらは評価を下げるべきだと思います。
また「“JRA、かつ3勝クラス以上、かつ1400mのレース”において4着以内となった経験がない馬」は2017年以降[0-0-0-26]。今回よりやや長い距離のレースもこなせるタイプを重視したいところです。
狙ってみたいのはデュアリスト・ジャスパープリンス・リュウノユキナ・ジャスティンあたり。休養明け2戦目のジャスパープリンスは一変を警戒しておくべきでしょう。
【5レース目 フェブラリーS(東京11R)】
コース適性が最大のポイント。「“東京ダ1600m・中京ダ1800m、かつ重賞のレース”において4着以内となった経験がない馬」は2016年以降[1-0-0-33]なので、テオレーマ・アルクトスらは疑ってかかるべきかもしれません。
あとはキャリアも明暗を分けそう。「出走数が24戦以上、かつフェブラリーSにおいて4着以内となった経験がない馬」は2016年以降[0-1-0-26]でした。
さらに「前走の着順が3着以下だった馬」も2016年以降[2-2-2-58]といまひとつ。3着以内となった6頭のうち5頭は前走の条件が“ダートグレード競走のGI”、かつ前走の4コーナー通過順が3番手以下でしたから、インティなども過信禁物です。
カフェファラオ・エアスピネルあたりも侮れませんが、やはり注目はレッドルゼル。前走が好内容でしたし、素直に信頼して良いと思います。