【幕張S予想】これから本物になるはずの期待馬に勝機
今回はいかにも恵まれた組み合わせになった
日曜の「中山記念」に、アドマイヤハダル、パンサラッサ、レッドサイオン。「阪急杯」には、グルーヴィット、ダイアトニック。レースのカギを握るロードカナロア産駒が多い。
2月24日終了現在、『全国総合種牡馬ランキング』トップは、ロードカナロアであり、出走頭数のトップもロードカナロア。
現在のランキング上位5頭は、
1位ロードカナロア(父キングカメハメハ)
2位ディープインパクト(父サンデーサイレンス)
3位ハーツクライ(父サンデーサイレンス)
4位キングカメハメハ(父Kingmambo)
5位キズナ(父ディープインパクト)
今年はまだ始まってわずか2カ月だが、2012年から10年連続ランキング1位だった常勝ディープインパクトを押さえ、過去4年「7、3、2、2位」だったロードカナロア(14歳)がわずかの差でトップに立っている。
ディープインパクトの事実上の最終世代は現3歳。出走頭数でもロードカナロアが上回るのだから、夏以降の2歳戦を考えると、ついにディープインパクトがトップを走る時代は終了するのかもしれない。
土曜の「幕張ステークス(中山)」の若い4歳リッケンバッカーも、まだこれから本物になるはずのロードカナロア産駒。中山は初コースだが、GIのNHKマイルCを1分32秒2で4着した期待馬。ひと息入れたが気配は悪くない。
3勝クラスとすれば、いかにも恵まれた組み合わせになった。鞍上は勢いに乗る若い横山武史騎手(目下、関東の騎手成績1位)。条件戦ではあるが、こういうレースでの星の積み重ねが年間の最終成績に結びつく。勝機だろう。
相手は、好調教のカルリーノ、外枠でも先手を主張しそうなオパールシャルム本線に、インテンスライト、ハーモニーマゼラン。穴馬にウインレフィナード。うまく組み合わせを絞りたい。