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【弥生賞予想】先週のトラックバイアスと弥生賞で逆らえない馬

  • 2022年03月01日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年の弥生賞を制したタイトルホルダー(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


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 先週開幕した中山の芝は週中の降雨がなく、馬場も乾いていた。それでも、路盤の状態はそれほど良くない。標準的な馬場コンディション。

 未勝利戦を除いた6レースで3着内に好走した18頭のうち14頭が最初のコーナーを5番手以内で通過。4番人気以下で3着内に好走した8頭のうち7頭は最初のコーナーを4番手以内で通過。スピードに乗れない差し馬も多く、先行馬、内を通る馬が有利になりやすい状況だった。

 今週も週中、週末にかけて良好な天気予報。先週と大差ない馬場コンディションが想定される。

 近年の弥生賞でJRAの馬場発表が「良」だったのは2017年、2018年、2021年の3回。

 この3回は全てトラックバイアス「前有利」と判定。3着内に好走した9頭のうち8頭が最初のコーナーを5番手以内で通過していた。ただし、比較的少頭数のトライアル戦でスローペースになりやすいため、末脚も要求される。3着内に好走した9頭のうち8頭は上がり5位以内だった。ある程度のポジションにつけつつ、最後も脚を使う必要がある。

馬場虎太郎

昨年の朝日杯フューチュリティS覇者ドウデュース(c)netkeiba.com


 ドウデュースの前走は朝日杯フューチュリティステークス。淀みないペースの流れに乗り上がり最速で優勝。

 2018年の弥生賞勝ち馬ダノンプレミアムも朝日杯フューチュリティステークスは最初のコーナーを3番手で通過して上がり最速で勝っていたが、前半600mの通過タイムはドウデュースの方が速い。ドウデュースの朝日杯は位置取りこそ中団だったが、追走ペースはダノンプレミアムよりも速かった。

 ダノンプレミアムは弥生賞では最初のコーナーを2番手で通過し、上がりも3位でまとめた。ドウデュースも2000mになる今回は楽に先行できるだろう。ラストもしっかりまとめることができる馬で、ここでは最有力。実績から人気にはなるだろうが、逆らえない。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の弥生賞ディープインパクト記念の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!


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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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