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【オーシャンS予想】中山芝1200mの馬場読みが大事になるレース

  • 2022年03月03日(木) 12時00分

2019年を境にガラリと傾向が変化


 このレースは2019年以降きっぱりと傾向に違いが出ているレースで、過去のデータをみても2018年以前と2019年以降できっぱりと分けて考えた方が良いレース。

 2018年以前に関しては、逃げた馬で馬券に絡んだのはGIで3度馬券内の実績のあるハクサンムーンのみで、3番手以内という条件でみてもスマートオリオン(次走高松宮記念7着)・レッドスパーダ(2011年高松宮記念5着)・サクラゴスペル(次走高松宮記念4着)とGIでも通用する能力のある馬ばかり。そのほとんどが当該レースでも上位人気に推されていて、穴は後ろから差してくる馬…そしてオーシャンS組は前での負荷に耐えながら上位に好走した馬を、次走以降で狙うというのがこのレースのポイントでした。

メシ馬


 しかし、2019年以降はきっぱりと傾向が変わり、前にいった馬とラチ沿いを走った馬しか好走できないレースに。

メシ馬


 2019年は逃げてラチ沿いのモズスーパーフレアが1着、2番手ラチから2頭目のナックビーナスが2着、3着にはラチ沿い6番手を走ったダイメイフジ、4着にはラチ沿い9番手を走ったペイシャフェリシタという決着。外から捲り気味で進出してきて5着だったショウナンアンセムは次走・高松宮記念で17人気3着の大波乱を演出しました。

 2020年は、

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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