2019年を境にガラリと傾向が変化
このレースは2019年以降きっぱりと傾向に違いが出ているレースで、過去のデータをみても2018年以前と2019年以降できっぱりと分けて考えた方が良いレース。
2018年以前に関しては、逃げた馬で馬券に絡んだのはGIで3度馬券内の実績のあるハクサンムーンのみで、3番手以内という条件でみてもスマートオリオン(次走高松宮記念7着)・レッドスパーダ(2011年高松宮記念5着)・サクラゴスペル(次走高松宮記念4着)とGIでも通用する能力のある馬ばかり。そのほとんどが当該レースでも上位人気に推されていて、穴は後ろから差してくる馬…そしてオーシャンS組は前での負荷に耐えながら上位に好走した馬を、次走以降で狙うというのがこのレースのポイントでした。
しかし、2019年以降はきっぱりと傾向が変わり、前にいった馬とラチ沿いを走った馬しか好走できないレースに。
2019年は逃げてラチ沿いのモズスーパーフレアが1着、2番手ラチから2頭目のナックビーナスが2着、3着にはラチ沿い6番手を走ったダイメイフジ、4着にはラチ沿い9番手を走ったペイシャフェリシタという決着。外から捲り気味で進出してきて5着だったショウナンアンセムは次走・高松宮記念で17人気3着の大波乱を演出しました。
2020年は、