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【高松宮記念】大波乱的中の頭脳に迫る! 穴馬を評価した考え方とは…

  • 2022年03月29日(火) 18時00分
予想の頭脳

内を突き1着となったナランフレグ(C)netkeiba.com



『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、春のスプリント王決定戦・高松宮記念を取りあげます。3連単200万馬券となった大波乱の一戦を、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!


 最初に紹介するのは、“実走着差指数”のKヤマモト氏です。

 まずは、指数1位で1人気のレシステンシアを、「実績は認めるも、海外帰り緒戦は割引が必要」と評価を下げるところからスタートしました。

 そこで対抗には、指数2位で8人気優勝のナランフレグを推します。

 2走前のシルクロードSは、今回2人気のメイケイエールに及ばずの3着でしたが、「各馬の走った距離を3角途中から4角出口、そして直線で計算」した結果、「40mほど長く走った」と分析。「それでいて0.2差まで詰め寄っているならば、間違いなく実走着順で先着」と断言しました。

 さらに前走のオーシャンSも、1着のジャンダルムより「長い距離を走りながら0.1差まで詰め寄っており、こちらも実走着順勝ち」と着順以上の能力を読み切ったのです。

 そして馬券は、◎ナランフレグの単勝27.8倍を4000円購入。10万円超の払戻金を獲得しました。

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 つづいては、タイム指数をベースに調教・血統・脚質・馬場傾向などを考慮するキノピー氏です。

 こちらの本命は5番人気2着のロータスランドでした。前走の京都牝馬Sを1分19秒7の好タイムで押し切ったことについて、「久々の7ハロンの流れにもキッチリ対応しレース内容も大幅に良化、ここへ来て確実に力を付けている」と高く評価。

 加えて、「日曜日午後は少なからず雨の影響が残りそうだが、道悪は苦にしないタイプでどんな馬場状態でも力を出せるのは大きな強み」と強調しました。

 また相手にも、「コース問わず確実に終いの脚使える」ようになったナランフレグをしっかりと選び、馬連135.6倍を1000円的中に成功。13万円超のリターンを手中に収めたのです。

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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券

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