【フローラS予想】前走1勝クラス勝ち組は枠順が大事
前走1勝クラス組を狙うには勝ち馬であることが必須条件
フローラSの過去10年を振り返ると、前走重賞組が[1-5-5-43]に対して前走1勝クラス組が[7-4-3-57]。複勝率は前者が20.4%、後者が19.7%なのだが、勝ち切っている魅力は1勝クラスのほうだし、1勝クラスは負け組も含めての話なので、そこからさらに良いグループを抽出できる。
先述した前走1勝クラス組[7-4-3-57]のうち、前走を勝ってきた馬が[6-2-0-14]で、前走2着馬が[0-2-1-11]。前走1勝クラス3着以下の馬は[1-0-2-32]で、2014年にサングレアルが勝ってはいるが、わざわざここを狙う必要はない。前走1勝クラス組は勝ってきた馬だけを狙えばいいだろう。
では、前走1勝クラス勝ち馬をさらに絞り込む方法はあるか。前走距離が長いほうが良いのではとか、前走人気順が上位のほうが良いのではとか、キャリアが浅いほうが良いのではとか、いろいろ考えたがあてはまるものはなかった。
唯一はっきりした傾向が枠順である。フローラSは開幕週ということもあり内枠が強い傾向があるのだが、前走重賞組だけをとるとそこまでの違いはない。一方で、前走1勝クラス勝ち馬に関しては内枠だと良い、それ以外だと厳しいという傾向がはっきりしている。
枠番でいうと1〜3枠に入った馬は[6-1-0-3]でなんと10頭中7頭が馬券に絡み、回収率は単663%・複210%というえらいことに。しかしこれが4〜8枠だと[0-1-0-11]。5番人気以内馬が6頭いて2着馬1頭だけは物足りない。
今回、1勝クラス勝ちからフローラSに臨むのはラスール、ルージュエヴァイユ、ヴァンルーラー。3頭いれば1頭くらいは1〜3枠に入るのではと期待している。