前走の走りで評価したいところだが…
今年のフローラSはオープンで馬券に絡んだ経歴のある馬がゼロ。条件クラスから来る馬にも十分にチャンスがある形になった。
ラスールはシンザン記念で人気を裏切ったが、前走の1勝クラスは完勝。東京のほうが安心感があるし、距離延長も心配ないというか、むしろプラスになる可能性もある。
ルージュスティリアはチューリップ賞で6着だったが上がりは最速。血統的に距離延長は問題ない。今回も差しに回るだろうし展開次第の面はあるが、決め手が生きる展開ならば勝ち負けになりうる。
ルージュエヴァイユは中山で2連勝。2000mという距離に問題はないが、東京替わりは課題になる。極端に速い上がりになると対応できるかという問題もある。それでも最後までしっかり伸びてはくるだろう。
マイシンフォニーはデビュー前の評判がかなり高かった馬だけに、そろそろ本格化してきてもおかしくない。ただフィリーズレビューを使ったことがどうか。影響がないならば条件としては今回の東京芝2000mのほうが向くので有望な一戦となる。
パーソナルハイは桜花賞で6着と好走したが、その前を考えると強気に本命に推せるかは正直微妙。未勝利勝ち〜赤松賞2着は逃げだっただけに、ハナへ行ってみると人気以上の結果が出るかもしれない。
キタサンシュガーはフラワーCが7着で良いところがなかったが、新馬戦は先行馬が残る中を差し切った強い内容だった。上がりがかかって前が崩れてくるような形が理想。
ホウオウバニラは先行してしぶとく残したいところ。スタートとその後の位置取りがカギとなる。1ハロン延長は問題ないし、むしろ距離はもっとあってもいい。