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【フローラS予想】欧州型血統が才能を開花させるフローラS

  • 2022年04月22日(金) 19時00分
今週末はフローラS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

欧州型が走りやすいレースは〇〇系も走りやすい傾向


 フローラSは、若駒限定の牝馬限定重賞では初の2000mを超える距離で行われる重賞レース。今までのレース以上にスタミナが問われる舞台。また、スピード血統の一線級は桜花賞に向かうため、総合的な才能もスタミナ型の方が上のケースもほとんど。こうした要因から、欧州指向の強い血統馬が走りやすくなります。(国別血統タイプはスマート出馬表を参照)

 現在、2年連続で産駒が優勝しているスクリーンヒーローは欧州型種牡馬。

 2017年は二桁人気のハービンジャー産駒が1、2着。同種牡馬は父が欧州型。

 同じく2018年も欧州型のルーラーシップ産駒が13番人気2着。ハービンジャー産駒が5番人気3着。

 2020年はルーラーシップ産駒が5番人気3着。

 欧州型は母方に入っても当レースでは有効。特にイギリス指向の馬力とスタミナを強化するロベルト系とサドラーズウェルズを持つ馬の好走が目立ちます。2017年10番人気2着のヤマカツグレースは母父ロベルト系。2019年9番人気3着ジョディーは母母父サドラーズウェルズ系。2020年1着ウインマリリンは父ロベルト系、3着フアナは母母父ロベルト系。

 また、このレースに限らず、欧州型が走りやすいレースはステイゴールド系も走りやすい傾向を示します。

 2020年2着ホウオウピースフル、2021年2着スライリーが父オルフェーヴル。2021年3着ユーバーレーベンが父ゴールドシップ。いずれもステイゴールドの系統

 ホウオウバニラは父が欧州型のドゥラメンテ。当レースで複数回産駒が馬券になったルーラーシップの近親。エアグルーヴの一族。母父も欧州型のアカテナンゴ。母母父も欧州型のベーリング。姉にビッシュ。当レースは1人気で5着に敗れましたが、オークスは3着。ビッシュの場合は、フローラSでは後方待機で上がり最速。後方待機型だったことと、無理をさせない競馬だったことが敗因でしたが、ホウオウバニラは近2走とも3コーナー3番手以内の競馬。

 フローラSは近走先行経験馬の期待値も高いレース。姉ビッシュよりも当レース向きのキャリアを積んでいます。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のフローラS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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