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【NHKマイルC予想】人気薄でも斤量据え置き組には注意

  • 2022年05月03日(火) 12時00分

○倍未満の据え置き組の信頼性が目立つ…?


 NHKマイルCに出走する馬は、ここで前走より重い斤量を背負うことが多い。2キロ以上重くなるケースは前走が2歳戦か平場で減量騎手起用など限られるので、ほとんどのケースでは前走から1キロ増となる。

 一方で、前走と斤量が変わらないケースもある。前走で桜花賞か皐月賞に出走していた馬がひとつ。もうひとつは前々走以前に重賞勝ち等があって収得賞金が多く、前走で斤量の加増があった馬だ。

「前走でGIに出ていた馬か、収得賞金の多い馬」なので、その他の馬よりグループとして一段強いのではないか……実は実際にそれに近い結果は出ている。

 過去10年、前走から1キロ増で出走した馬は[4-6-8-113]で勝率3.0%、複勝率13.5%。回収率は単40%・複82%だった。それに対し前走と同じ斤量で出走した馬は[6-4-2-35]で勝率12.8%・複勝率25.5%。回収率は単107%・複115%と高いが、これはラウダシオン(9番人気1着)とケイデンスコール(14番人気2着)が効きすぎているので過信しないほうがよい。ただこの時点で複勝率が倍以上違っている。

 もっとも、1キロ増組のほうは人気薄馬を抱える割合が高いので、不利と言う面もある。そこで単勝オッズ30倍未満馬に限定すると1キロ増組が複勝率19.0%に対し据え置き組が40.0%。20倍未満馬限定だと19.2%と50.0%、10倍未満限定でも24.0%と61.5%で、据え置き組の信頼性が目立っている。

 今年の登録馬のうち据え置き組は桜花賞に出ていたアルーリングウェイとフォラブリューテ、皐月賞に出てたダンテスヴュー、ファルコンS(収得賞金1200万円ごとに1キロ加増)で57キロだったトウシンマカオの4頭。いずれも上位人気ではなさそうだし、1頭でも馬券に絡んでくれれば配当は伸びそうだ。軸にするのはちょっと怖いがヒモには1〜2頭入れてみたいところである。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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