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【NHKマイルC予想】NHKマイルCが創設された意義

  • 2022年05月06日(金) 19時00分
今週末はNHKマイルC!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
さらに!
日曜7時57分発走のアメリカ・ケンタッキーダービーの予想も特別公開!
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

このレースによって繁殖に影響があった馬もいる


 今週末はNHKマイルCの前にケンタッキーダービーの馬券を日本でも楽しむことができます。

 2019年当時の本命はカントリーハウス。繰り上がり1着と同時に14人気だったことも幸運でしたが、例年の血統傾向にピッタリだったことも事実。血統の創造、想像はどの国のレースでも楽しいものです。今年、日本で馬券が楽しめるのはクラウンプライドが出走してくれたから。改めて感謝と敬意を示します。

 同馬の父はリーチザクラウン。Youtube「亀谷敬正の競馬血統辞典」でも「今年の3歳世代からは、ダートの中距離で馬券も含めて活躍する」と解説したのですが、まさか本場のダービーに出走する産駒まで出るとは想像以上でした。

 リーチザクラウンの3代母シックスクラウンは、ニューヨークの牝馬三冠馬クリスエバートと歴史的名馬セクレタリアートとの配合馬。リーチザクラウンの父父もサンデーサイレンスですから、アメリカダート中距離の名馬を凝縮された血統構成。

 リーチザクラウンは日本の芝では機動力負けしてダート馬が出やすくなってしまうのですが、才能そのものは超一流。アメリカの超一流血統が礎になっているクラウンプライドが本場のダービーに逆輸入の形で出走するのはとても興味深いことです。

 逆輸入といえば、日本の砂と芝と環境では、その才能を最大限に発揮できなかった種牡馬エンパイアメーカーの産駒(メッシェー)もケンタッキーダービーに出走。同種牡馬の産駒パイオニアオブザナイル産駒(パイオニアオブメディーナ、トーニーポート)も出走。こちらも注目しています。

 ケンタッキーダービーの後は、NHKマイルCが行われます。当レースは、26年前に創設。まだまだ、世界的評価は高くないレースですが、繁殖選定の舞台としては、世界的なスケールで見ても重要な位置づけのレースだと思うのです。

 このレースが創設されていなかったら、フレンチデピュティの価値もここまでは見抜けなかった…とまでは言いませんが、繁殖、育成のレベルが少し落ちて、ここまでの繁栄はなかったかもしれません。

 NHKマイルC創設6年目にはフレンチデピュティ産駒のクロフネとグラスエイコウオーが1、2着。2007年にもピンクカメオが17人気で優勝。孫の代ではさらに影響力を発揮。

 2013年はフレンチデピュティの孫マイネルホウオウとインパルスヒーローが1、2着。馬連は218倍。15年もフレンチデピュティの孫であるクラリティスカイとミュゼスルタンが1、3着。16年も同孫のレインボーラインが12人気で3着。17年もアエロリットが優勝。

 なお、昨年アメリカのブリーダーズカップディスタフで歴史的勝利を収めたマルシュロレーヌも母の父はフレンチデピュティ。日本の芝マイルで選別した繁殖がアメリカの大レースを勝った意義を(勝手に)強く感じました。

 今年のNHKマイルCに出走予定のフレンチデピュティの孫はアルーリングウェイとダンテスヴュー。

 もちろん注目はするのですが、少し気になるのは、18年以降はフレンチデピュティの孫は馬券になっていないこと。18年以降は3頭しか出走はしていないので「今や向かない」と結論付けるのは、早計すぎるでしょう。

 その一方で、馬場や血統配合情勢は日々変化してゆくもの。最終見解では、ここ3年ほどのNHKマイルCのレースパターンとフレンチデピュティ以外の血統についての考察も進めます。


著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のNHKマイルCはレース当日までにウマい馬券で公開!


亀谷氏を含む殿堂入り予想家の無料コラムも公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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