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【ヴィクトリアマイル予想】雨の影響が大きくなれば、軽い芝の特性が失われる!

  • 2022年05月12日(木) 19時00分
 こんにちは、むねひろよしたかです。

 先週からスタートした新潟開催。新潟は春・夏・秋と3度の開催がありますが、その全てが「野芝のみを使用された馬場レベル」となっています。年間を通して野芝のみというのは新潟しかありません。野芝のみしか使用しないので、新たな新芽の成長を促す為に行われる「芝焼き」も新潟競馬場でしか行われません。

 洋芝がない状態なので、含水率が比較的低くなります。8日(日曜日)「ゴール前9.3%・4コーナー9.6%」と、この日に10%を下回ったのは3場の中で新潟だけでした。

 気温が上がってくる季節になったことで、乾燥速度が上がります。芝だけでなくダートも3場全てで含水率が冬場よりも低めにはなっていますが、野芝のみの新潟が芝では最も乾燥の進んだ状態となります。

 先週行われたアメリカのケンタッキーダービー(G1)(ダ2000m)は、19番人気のリッチストライクが驚きの勝利! 枠順が決まった後に1頭の取消が直前にあったことでの繰り上がり出走。流石に驚きの激走でした。

 今年のドバイゴールデンシャヒーンを勝ったスイッツァランドは13番人気で単勝6070円。昨年は香港スプリントで9番人気のスカイフィールドが単勝3560円・凱旋門賞で13番人気のトルカータータッソが単勝1万1050円・ゴールデンシャヒーンで13番人気のゼンデンが単勝1万650円を付けています。ここ2年だけの日本で馬券発売があったレース限定でも、かなり多くの伏兵馬の優勝がありました。

 海外のレースは日本よりも多頭数になる場合もあるので、「買い目の構築」というのも更に大切なファクターとなってきますが、日本の競馬同様に買い目がスマートにまとまった際(馬連・3連複2軸など)には、「総流し」が大きな破壊力を生むことに目を向けるべきです。

◆ヴィクトリアマイル

ターゲット馬→ソダシ

(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和


 前走のフェブラリーSで0.5秒差・『3』着と馬券圏内に食い込む好走を見せました。ダート2走目で結果を出しましたが、「重」という軽いダートが向いた可能性も大きく感じます。ダートはまだ眉唾に感じるだけに、今回芝に戻ってくることに関しては好材料と考えたいところです。また、

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日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。
公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。

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