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【ヴィクトリアマイル予想】ヴィクトリアマイルのディープ産駒の傾向

  • 2022年05月13日(金) 19時00分
今週末はヴィクトリアマイル!
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ディープ産駒のなかでも好走率が高いのは○○と○○


 過去10年のヴィクトリアマイル馬券対象馬30頭のうち、半数近い14頭はディープインパクト産駒。出走比率は29%。出走比率を大幅に上回る好走率。昨年も産駒が1-3着を独占。

 ディープ産駒で馬券になった馬の母父「国別タイプ」に注目すると、14頭のうち11頭は母父が欧州型。欧州型の出走比率は59%。出走比率以上に欧州指向の強いディープ産駒が好走。(国別血統タイプは、サイト「スマート出馬表」を参照)

 母父米国型で馬券になったディープ産駒は3頭。グランアレグリア、ショウナンパンドラは複数のGIレースで実績を残し、牡馬混合のGIレースでも優勝実績がある馬。

 ディープ産駒のなかでも母父が欧州型。もしくは牡馬混合のGIでも実績を残す力量上位馬の好走率が高いレース。

 また、先週のNHKマイルCは「母父ディープインパクト」のカワキタレブリーが18人気で3着に激走。同馬は父がドレフォン。NHKマイルCに相性の良いヴァイスリージェント系も持つ米国型。

 過去のNHKマイルCはディープ産駒で母父ヴァイスリージェント系の馬、母父米国型の馬も馬券に対象になったレース。カワキタレブリーは過去の同レースで相性の良かったディープ産駒の父と母父の配合パターンをひっくり返した馬。

 ヴィクトリアマイルも今後は父欧州型で母父ディープインパクトの配合パターンが走りやすいレースになるのではないでしょうか。

 なお、今年も父欧州型で母父ディープの配合馬はアンドヴァラナウトとディヴィーナが出走予定。

 ディープ産駒の筆頭格はレイパパレ。母父は米国型のクロフネ。当レースでは父としても母父としても勝ち馬を出している種牡馬。先に書いたようにディープ産駒は母父欧州型の方が相性は良いのですが、GIで複数の実績を残しているディープ産駒はその力を存分に発揮できるレース。同馬が崩れたのは2000m以上の非根幹距離と海外のレースのみ。根幹距離の距離短縮は力を発揮しやすい舞台。

 マジックキャッスルは母父が欧州型で母系にフェアリーキング。同じディープ産駒で母父が欧州型。母方にフェアリーキングとシアトルスルーを持つジュールポレールは17年、18年と2年連続人気薄で馬券対象に。当レースは複数回馬券になった馬が7頭。リピーターが走りやすいレース。(なお、マジックキャッスルもリピート対象)

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のヴィクトリアマイル予想はレース当日までにウマい馬券で公開!


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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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