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【オークス予想】シンプルな種牡馬の色が出るオークス

  • 2022年05月19日(木) 12時00分

ライトに考える「潜在的距離適性」でリサーチ


 牡馬路線は2歳時に朝日杯FS(芝1600m)/ホープフルS(芝2000m)が組まれており、1冠目の皐月賞が芝2000mで施行されるように比較的長い距離への適性について、陣営・私たちファンも早い段階から見当をつけやすい。

 反対に牝馬路線においては、2歳-3歳春は1600mの桜花賞を最終目標にしていた馬たちが多く、番組編成的にも2歳時に組まれるOP以上の牝馬限定戦はアルテミスS(東京芝1600m)、ファンタジーS(京都芝1400m(20,21年は阪神開催))、阪神JF(阪神芝1600m)しかなく、3歳春(桜花賞まで)に組まれている番組もフェアリーS・紅梅S・エルフィンS・クイーンC・チューリップ賞・アネモネS・フィリーズR・フラワーCと、紅梅S・フィリーズR・フラワーCを除いて1600m戦となっています。

 これが要因となって「オークストライアルであるフローラS(芝2000m)は波乱を引き起こしやすい」と当コラムで取り扱ったように、2020年・2021年と例に漏れず波乱決着となりました。

 オークスではフローラSからさらに400mの距離延長となり、この距離に目途が立っている牝馬はほぼ不在。実際に「前走桜花賞組」というクラシックローテを歩んできた馬は直近9年で

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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