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【日本ダービーSP(1)】キーファーズ松島正昭代表「朝日杯FS──僕と豊くん、ふたりにしかわからない何かが」

  • 2022年05月22日(日) 18時03分
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▲キーファーズ松島正昭代表の特別インタビュー (撮影:桂伸也)


いよいよ1週間後に迫った日本ダービー。ドウデュースを所有する、キーファーズ松島正昭代表の特別インタビューが実現しました。本日から4日間連続で、ロングインタビューをお届けします。

ドウデュースの過去5戦、その手綱を握ったのはもちろん武豊騎手。デビューから3連勝で制した朝日杯FSは、武騎手にとって自身初の同レースの勝利であり、松島オーナーと武騎手のコンビで勝ち取った国内初タイトル。武騎手の手綱でGIタイトルを手にした意義とは。

(取材・構成=不破由妃子)

豊くんが「いいですよ。これは走りますよ」って


──いよいよダービー週となりました。皐月賞3着からの巻き返しが掛かる2歳王者ドウデュースについて、今日はいろいろと伺っていきたいと思っております。松島オーナーに国内で初めてGIタイトルをもたらした記念すべき1頭ですが、まずは初めて馬を見たときの印象を教えてください。

松島 ノーザンファーム空港牧場で見たのが最初でしたけど、同じハーツクライ産駒のマイラプソディ(2019年・京都2歳S)に雰囲気が似ていて、いい馬だなと思いました。ハーツクライらしいというかね。

 まぁ、正直なところ、僕は馬を見てもあまりわからないんだけど(苦笑)。ただ、代表の吉田俊介くんも「いい馬です」って言ってくれてね。楽しみだなと思っていました。

──武豊さんが騎乗して時計を出したのが8月の後半。その走りについて、武さんからはどんな報告がありましたか?

松島 乗ってもらった馬についてはいつも感想をくれるんですけど、豊くんはいつも安易に褒めたりはしないんですよ。僕としてはね、もう少しリップサービスしてほしいくらい(笑)。そんな豊くんが「いいですよ。これは走りますよ」って言いましてね。

──その一言は大きいですね。実際、新馬戦から朝日杯FSまでセンス溢れる競馬で3連勝。武豊さんとのコンビで勝ち取った国内初タイトルには、改めてどんな思いがありますか?

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▲武豊騎手とのコンビで勝ち取った国内初タイトル (C)netkeiba.com


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▲武豊騎手は、22回目の挑戦で自身初の朝日杯FS勝利 (C)netkeiba.com


松島 うれしかったですし、本当に感無量といった感じでしたけど、「やっとスタートラインに立てた」というのが本心でしたね。GIを勝ったこともない分際で、朝日杯FSの前から「目標は凱旋門賞」言うてましたからね。

──それだけドウデュースへの期待が大きかったということ。

松島 もちろん、それもあります。それ以前に僕は、しょっぱなから武豊で凱旋門賞を勝つのが夢だとぶち上げていた。海外ではね、クールモアと一緒に持っているジャパンとブルームで(凱旋門賞に)出走するチャンスはあったけど、日本ではGIも勝っていない人間が「武豊で凱旋門賞を勝つ」と言い続けたわけだから、我ながら怖いもの知らずですよね。

 だから、ドウデュースが朝日杯FSを勝ってくれたことで、ようやく挑戦権を得た、やっとスタートラインに立てた…そんな気持ちになりましてね。やっと堂々と言える立場になったなと思いました。このままずっとGIを勝てなかったら、ただのホラ吹きのオッサンやから、ホンマに(笑)。

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