最初に紹介するのは、自作の期待値指数を使うバフンウニ氏です。

　まずは、1番人気勝利となったテーオーケインズのチャンピオンズCを、「先行しながら上りは２位より0.7秒速い35.5秒で突き放すという圧倒的なレース」と高く評価します。また、前走は海外遠征となったサウジアラビアCで8着に敗れているものの、「坂路の時計、ラップは悪くなく、状態も問題なさそう」と調教の動きから体調面の不安を一蹴したのです。

　一方、穴馬に抜擢したのが、7番人気2着のケイアイパープルでした。追い込み馬が人気薄で台頭した前走のアンタレスSを「先行して0.5秒差５着に粘った」と強く推します。

　そして馬券は、期待値の高いと考えたテーオーケインズとケイアイパープルのワイド6.6倍を4,000円と厚く購入。さらに3連単113.4倍を200円と、ダブル的中に成功したのです。

予想結果はこちら。



　もうひとりは、実走着順理論のKヤマモト氏です。

　おなじく本命は指数トップのテーオーケインズでした。「海外帰り」「休み明け」「59キロ」「人気」と不安要素が多く囁かれているだろうことを指摘しつつ、「そんなことを考える人間が少なからずいるのであれば、それを旨味と考えた」と積極的に推します。「数値によって力差を比較して競馬をとらえている人間にとって、この馬を疑うことはできない」と圧倒的な能力差に期待値を見出しました。

　そして、相手探しの一戦と断じて、2頭に絞った1頭がやはりケイアイパープル。「東海SもアンタレスSもマーチSもダートでは珍しくハイペースで流れたレース。よって、前で踏ん張った馬が実走着順では上位となる」とこちらの根拠も指数を踏まえたものでした。

　馬券はテーオーケインズを頭に固定した馬単2点買いで、21.5倍の好配当を5,000円購入。10万円超の払戻金を獲得したのです。

予想結果はこちら。