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【函館記念予想】平均馬連36768円の荒れるハンデ戦 ヌレサドとロベルトを重視したい

  • 2022年07月10日(日) 18時00分
近5年の馬連の平均配当が36768円、1人気[1-0-0-4]、2人気[1-0-0-4]という波乱模様のハンデ戦。昨年はサドラーズウェルズ≒ヌレイエフの3/4同血クロス4×4をもつトーセンスーリヤが快勝、ヌレサドをもつ馬は毎年のように連絡みしているので洋芝中距離では有力な血のひとつだ。

アイスバブル14人気2着(母父キングカメハメハ)、ドゥオーモ13人気2着(母ロベルト3×4)、マイネルファンロン9人気2着(母母父ブライアンズタイム)、バイオスパーク12人気3着(母母父セレスティアルストーム)と、母系にロベルトの血が入る馬の激走も目につく。(解説:望田潤)


アラタ
ジュエラーやワンカラットの甥でワントゥワンのイトコ。母サンシャインは愛知杯2着。母母バルドウィナはペネロープ賞(仏G3・芝2100m)勝ち。キングカメハメハ×ハーツクライはJRA出走9頭中7頭が勝ち馬で確率の高い組み合わせだ。遅咲きの血が開花し、昨夏の函館での連勝をキッカケに軌道に。洋芝にも夏場にも実績があるし、ハーツクライ産駒らしい持続力ある末脚は函館記念向きともいえるが、本質的には小回りコースが合うとは言いがたい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

ギベオン
サトノフウジンやクライミングリリーの全兄で、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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