近5年の馬連の平均配当が36768円、1人気[1-0-0-4]、2人気[1-0-0-4]という波乱模様のハンデ戦。昨年はサドラーズウェルズ≒ヌレイエフの3/4同血クロス4×4をもつトーセンスーリヤが快勝、ヌレサドをもつ馬は毎年のように連絡みしているので洋芝中距離では有力な血のひとつだ。
アイスバブル14人気2着(母父キングカメハメハ)、ドゥオーモ13人気2着(母ロベルト3×4)、マイネルファンロン9人気2着(母母父ブライアンズタイム)、バイオスパーク12人気3着(母母父セレスティアルストーム)と、母系にロベルトの血が入る馬の激走も目につく。(解説:望田潤)
アラタジュエラーやワンカラットの甥でワントゥワンのイトコ。母サンシャインは愛知杯2着。母母バルドウィナはペネロープ賞(仏G3・芝2100m)勝ち。キングカメハメハ×ハーツクライはJRA出走9頭中7頭が勝ち馬で確率の高い組み合わせだ。遅咲きの血が開花し、昨夏の函館での連勝をキッカケに軌道に。洋芝にも夏場にも実績があるし、ハーツクライ産駒らしい持続力ある末脚は函館記念向きともいえるが、本質的には小回りコースが合うとは言いがたい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ギベオンサトノフウジンやクライミングリリーの全兄で、