サンレイポケット

栗東・高橋義忠　牡7

　宝塚記念を目指して除外の憂き目に遭い矛先を函館記念に向けた。精力的な攻めを施された効果は大きく、黒光りしてあばらをうっすら。胴長＋脚長でトモ高体形だが、今回はトモも膨らみ前後のバランスは良化。これから函館輸送となるが、体がしぼむことなく今の状態を保てれば好状態で出走できそうだ。またキャリアを重ねて右回りの芝二千も克服済み。

ロッソランパンテ

美浦・杉浦宏昭　牝2

　クビ差しは短くトモ高のため後肢が長いスラッとした姿形。肩の角度からストライドは多少伸びるが、それほど前重心になっていないのにトモがやや流れている点は完成度の問題か。現状はまだトモがパンとしておらず頭が上ずる走法となっている。実戦でのハミ受けや今回の馬装から、そのあたりの課題は依然残っていると判断できる。筋肉の質感から状態は安定。