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【函館記念予想】函館記念は重い馬場巧者の差し馬有利なトラックバイアス

  • 2022年07月12日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年の函館記念はトーセンスーリヤが勝利(c)netkeiba.com


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として函館記念で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 今開催の函館芝は開催前半2週までは雨の影響がない乾いた状態で行われた。路盤がしっかりしており、クッション性も良く、馬場コンディションは「標準」と判定。函館芝の中では走りやすい馬場。

 ところが、3週目の開催前日となる金曜にまとまった雨が降り、この週を境に馬場コンディションは重くなった。先週からはBコース替わり。週中、週末を合わせても雨量はほとんどなかったが、函館芝はJRAの中では水はけが悪い。馬場も傷んで、走りにくい馬場状態になっている。

 先週、函館芝2000mで行われた日曜メインの五稜郭ステークスは後方待機馬が1、2着。3番人気以内の馬はすべて最初のコーナーを5番手以内で通過していたが、すべて凡走してしまった。

 今週は週中、週末ともに天気予報が悪く、先週よりも雨の影響をうけた開催になるそう。さらに重い馬場コンディションで、さらにスタミナが問われる馬場になりそう。下級条件の場合は差し馬もバテてしまい、前にいる馬が残ってしまうレースになる可能性はある。だが、上級条件は、後方でスタミナを温存している差し馬が有利になりそうだ。

 プレシャスブルーの前走新潟大賞典はトラックバイアス「外有利・ 」。当時の新潟芝は外枠が有利になりやすいトラックバイアス。このレースも1着が8枠。3着が7枠。最外枠の14番人気も4着に好走していたように、内枠から道中も内を追走する形では厳しかった。

馬場虎太郎

プレシャスブルーに期待したい(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 また、同馬は時計と上がりの限界がある。これまで、オープンに入ってから連対した2回は馬場コンディションが「稍重い」もしくは「重い」。前走の馬場コンディションは「標準」。プレシャスブルーには馬場が合わなかった。

 今回の馬場コンディションは、標準よりも重い馬場にはなりそう。上がりがかかり、差し馬が有利なトラックバイアスになれば好走できる。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の函館記念の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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