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【中京記念予想】小倉芝1800mと好相性の種牡馬は

  • 2022年07月19日(火) 12時00分

着度数だとやはりディープインパクトが多いが…


 今週の重賞は中京記念だけ。昨年に続き小倉芝1800mでの施行で、過去のデータなどは使いにくい。

 せっかくの小倉芝1800mなので、種牡馬のコース成績を見てみよう。通算での成績は以下のようになっている。

回収率向上大作戦


 着度数だとやはりディープインパクトが上に来るが、注目したいのはドゥラメンテ産駒と小倉芝1800mの相性の良さ。まだ35走とだいぶサンプルが少ないが、回収率も高いので単に人気馬が多かったというだけではない。

 しかも、新馬は[1-0-0-4]で複勝率20.0%、未勝利は[4-0-2-12]で複勝率33.3%なので、下級条件で稼いだ数字でもない。1勝クラス[1-0-2-3]=複勝率50.0%、2勝クラス[0-3-0-1]=複勝率75.0%とクラスの壁にぶつかっている感じはなく、準オープンと重賞はアリーヴォがともに唯一の出走例で御存知の通り両方とも勝っている。

 今回の出走産駒はアスコルターレとヴァリアメンテ。近走内容からすると脈ありなのは後者かもしれないが、まずはどの程度のオッズになるかというところから見てみたい。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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