【アイビスSD予想】外枠有利も、それだけでは予想できないアイビスSD
6枠より内の馬ポイントは…?
アイビスSDの行われる新潟芝1000mといえば、外枠有利を連想する人が多いだろう。
実際、アイビスSDにおいても外枠馬は強い。枠番でいうと、通算21回で8枠が[7-5-2-36]、7枠が[4-4-7-35]で着度数1、2位になっている。5枠も4勝しているが、2着数で7枠が上回る。
ただ、いわゆる外枠ボックスのような買い方をすればよいというわけではない。7枠と8枠には合わせて4〜6頭の馬が入る(16頭立て以下は4頭、17頭立てでは5頭、18頭立てでは6頭)が、過去21回で1〜3着馬がすべて7、8枠だったことはない。7、8枠の馬が上位に入ったケースの内訳は
1・2・3着 0回
1・2着 3回
1・3着 4回
2・3着 3回
1着のみ 4回
2着のみ 3回
3着のみ 2回
3着以内なし 2回
で、1頭も絡まないことはなかなかないが、複数絡んでくるかというと半々くらいだ。これを逆に考えると、6枠より内に入った馬たちの扱いも大切ということになる。
6枠より内の馬、ポイントはとにかく先行力。前走も新潟芝1000mの場合、公式通過順(直線レースでも1か所だけ通過順が出る)で先頭か2番手を取っていたこと。それ以外の馬は過去21年で[0-0-1-32]。唯一馬券に絡んだプリンセスムーンは前走でオープンの韋駄天Sを勝っていた。
コーナーのあるレースでは、3角で先頭だった馬が[4-3-3-20]でそれ以外は[2-6-7-136]。回収率は前者が単70%・複71%に対して後者は単9%・複54%。後者は前走でオープン5着以内に該当するくらいの馬でないと買いづらい。
今年の登録馬26頭のうち、前走も新潟芝1000mだったのは9頭で、通過順が1もしくは2なのはシンシティだけ。前走がコーナーのあるレースで3角通過順が先頭だったのはテイエムトッキュウ、キタイ、マウンテンムスメの3頭。実際に出走していきた場合、1〜6枠であってもこれらの馬たちは消さないでおきたい。