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【ユーザー質問】「この子、すごいなぁ」ミルコ騎手が感じる今村聖奈騎手の凄さとは?

  • 2022年08月09日(火) 18時02分
“ミルコレビュー”

▲ミルコ騎手から見て今村聖奈騎手はどんな騎手?(撮影:桂伸也)


新人騎手で大活躍中の今村聖奈騎手、CBC賞では軽ハンデを活かした圧巻の逃げ切りで重賞初勝利を挙げましたが、軽ハンデの逃げ馬は他の騎手はどれくらい意識するものなのでしょうか? さらにミルコ騎手はデビュー前の今村聖奈騎手から他の騎手との違いを感じ取っていたそうで…。

「まだ18歳でしょ? すごいなぁ」と感心しながら、自身が18歳の頃はどんな騎手だったかも振り返ってもらいました。そして最後にはよく食べると噂のジョシュア君の近況まで、今週は2つの質問にお答えします。

(取材・構成=森カオル)

Q「ミルコ騎手、こんにちは! 先日、新人の今村聖奈騎手がテイエムスパーダでCBC賞を勝ちました。テイエムスパーダは48キロの軽ハンデでしたが、一緒に乗っている騎手の方たちにとって、軽ハンデの逃げ馬はどのくらい強敵なのか、レースを考えるときにやはり意識する存在ですか?」(ジェイコブさん)



ミルコ 少しは意識するけど…、普段はそうでもないかな。ただ、CBC賞を見ていて、やっぱりハンデは大きいなと思った。だって、めっちゃハイペースだったでしょ? それで止まらないんだから、後ろの馬は難しいね。それに、彼女は上手いですね。間違いない! 僕、デビュー前からトレセンでけっこう見てた。なんか彼女はちょっと違うなぁと思って。

──そうでしたか。ミルコさんから見て、どのあたりが違う?

ミルコ ん〜、上手く言えないけど…。なんかすごい(笑)。彼女は性格的にも騎手に向いてそうな感じがする。彼女は性格が強い、気持ちが強いってみんなが教えてくれたけど、それくらいじゃないとジョッキーはやっていけないからね。

──普段、お喋りしたりしますか?

ミルコ そんなにしない(苦笑)。彼女は喋るのもめちゃめちゃ上手ですね。勝ったときのインタビューを聞いていても、ほとんどユウイチフクナガとかユウガカワダとか、あの人たちみたいな喋り方じゃない? 彼らと同じようにしっかりと答えていて、この子、すごいなぁと思った。やっぱ時代が変わったんだねぇ(笑)。今はあれくらい喋れないとダメですね。それにしても、まだ18歳でしょ? すごいなぁ。

──ミルコさんが18歳のとき、あんなふうにしっかり答えられました?

ミルコ 僕、全然喋れなかったよ

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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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