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【札幌記念予想】内からスルスル伸びる馬は?

  • 2022年08月16日(火) 12時00分

使用するコースで結果も大きく変わる!?


 札幌記念といえば内枠の馬を狙うのが定番行事。2017年にサクラアンプルールが勝ったあと1年おいて19年以降1枠の馬が3連勝した。

 札幌記念が定量戦になった2006年以降、函館で施行された13年を除く15回を対象に見ても、1〜3枠の成績が勝率10.4%・複勝率29.9%、回収率単110%・複94%なのに対し、7〜8枠は勝率5.0%・複勝率8.3%。回収率は単40%・複16%と極端に低い。

 ただ昨年は枠でいうと8、4、5枠が1〜3着で、内枠の絡まない年だった。なにもなくてもそういう年があっておかしくないのだが、ひとつ思い当たるのがAコース使用だったことである。

 定量になってからの札幌記念は2006、07、08、10、11、21年がAコース使用で、その他の年はCコースを使用してきた。Aコースの6回は1〜2枠が[1-1-0-16]。上位人気馬があまり内枠に入らなかったこともあるが、それにしても走っていなかった。そのぶん3〜5枠から好走馬が多く出ていた。

 今年はCコースに戻るが、Cコースで行われた9回は、

回収率向上大作戦


 と、明らかに内枠が強い。しかも「内枠の差し馬」が強い。1〜3枠からは計15頭が馬券に絡んでいるが、3角5番手以内だったのは[1-1-2-13]で複勝率23.5%・複回収率51%。3角6番手以下は[4-4-3-13]で複勝率45.8%、複回収率175%である。今年も「直線内からスルスルと……」といった馬を探したいものだ。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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