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【小倉2歳S予想】今年の小倉2歳Sも「ディープ系」の衝撃を見せつけるか?!

  • 2022年09月02日(金) 19時00分
今週末は小倉2歳S!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
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古くから伝わるサイアーオブサイアーズ


「サイアーオブサイアーズ」古くから伝わる世界共通の血統概念です。これは「優れた種牡馬をたくさん生み出す種牡馬」のことを示します。

 スマート出馬表(無料)にも掲載されている血統ビームの概念が誕生したのは今から30年ほど前の話ですが「サイアーオブサイアーズ」の概念は、ボクが生まれるずっと前から世界中のホースマンが共有していました。

 そして血統ビーム独自のツールである「系統分類」は「サイアーオブサイアーズ」の概念があるからこそ成り立ちます。「特定の血を父系から引く「種牡馬群」は、そうではない種牡馬群に比べて抜きん出た個性、能力を持つ」この概念が成り立つからこそ「系統」の概念も成立するからです。

 血統ビーム独自の系統分類ではディープインパクトを父系から継ぐ種牡馬群をいち早く「ディープ系」として独立させました。ディープインパクトが「サイアーオブサイアーズ」となり、他のサンデー系とは抜きん出た個性を確立すると予想していたからです。

 今シーズンの新潟芝でも「ディープ系」は、他系統に比べて抜きん出た成績を収めました。7月以降の新潟芝レースで単勝10倍以内に支持された「ディープインパクト直仔を除くディープ系」は勝率30%。連対率50%。複勝率65%。単勝回収率151%。複勝回収率109%。

 他方、ディープ系ではない(単勝10倍以内)の馬達は、勝率20%。連対率35%。複勝率52%。単勝回収率80%。複勝回収率84%。明らかに差があります。

 新潟2歳Sも単勝10倍以内では唯一ディープ系だったキタウイングが優勝。正直「ディープ系」のツールを作っておきながら「そこまで違うか! 」と驚きました(笑)

 今シーズンの新潟芝にて「父ディープ系」で馬券対象馬を出した種牡馬は、ダノンバラード、キズナ、リアルスティール、シルバーステート、トーセンラー、スピルバーグ、ワールドエース、グレーターロンドン、ミッキーアイル、リアルインパクト、ヴァンセンヌ、ディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、ディープブリランテの14頭。

 ディープインパクトは新潟芝向きの種牡馬群を形成する「サイアーオブサイアーズ」と呼ぶに相応しい成果を収めています。

 さて、今週末は小倉2歳Sが行われます。昨年の同レースは「父ディープ系」の馬が3頭出走。ナムラクレアは4人気で1着。スリーパーダは3人気で2着。アネゴハダは8人気で3着。「父ディープ系」の馬は多系統とは一次元違う競馬をしたことになりました。

 なお、先々週に同コースで行われた重賞、北九州記念は母父ディープインパクトのボンボヤージが優勝。3着ナムラクレア、4着アネゴハダは父ディープ系です。

 今年の小倉2歳Sに出走を予定している父ディープ系の産駒はロンドンプラン、アウクソー、ニシノトキメキの3頭。

 その他のレース、他場のレースで「ディープバイアス」を楽しみたい方は「スマート出馬表」(無料)をご参照ください。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の小倉2歳S予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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