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【紫苑S予想】中山内2000の秋華賞TRだが後傾ラップでマイラーが勝つことも

  • 2022年09月04日(日) 18時00分
中山内2000の秋華賞TRだが後傾ラップでマイラーが勝つことも
中山内2000で行われる秋華賞トライアル。過去5年の紫苑Sの前後半ラップの平均は60.7-58.6。だいたいスローの後傾ラップになるので、ここ2年はファインルージュにマルターズディオサと、古馬になってマイラーに完成したような馬が勝っている。この2頭はキズナ産駒というのも共通。中山内回りの重賞らしくロベルトの血を引く馬の好走も目立ち、21年2着スルーセブンシーズと19年1着パッシングスルーは母スルーオールの姉妹だが、スルーオールの父クロフネにはロベルトの血が入る。(解説:望田潤)


サークルオブライフ
 ハーグリーブスやベルクリアの姪で、トレンドハンターやスティールパスなども近親。ビリーヴも同牝系だ。母シーブリーズライフはヘイロー3×4とカーリアン3×4をもち芝短距離で3勝。エピファネイア×アドマイヤジャパンだから中距離×中距離だが、母母はマイラーというのはエフフォーリアやデアリングタクトと同じ構造だ。オークスはゴチャついて後ろから、直線もらしい伸びが見られないまま。エピファ産駒だが母方の影響も強くマイラー寄りの資質なのかも。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース○

サウンドビバーチェ
 プリンセスムーンやメイショウメイゲツの半妹で、母スクービドゥーはドルメーロ賞(伊G3・芝1600m)勝ち馬。牝祖シャントゥーは独オークス馬で、ここから

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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