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【京成杯AH予想】意外にもトニービンの持続力が優位 カテドラル、トロワゼトワル、ミッキーグローリーで4連勝中

  • 2022年09月04日(日) 18時00分
20年と19年はトロワゼトワル(母父ハーツクライ)が連覇しているが、21年勝ち馬カテドラル(父ハーツクライ)、18年勝ち馬ミッキーグローリー(母母父トニービン)、20年3着ボンセルヴィーソ(母母父トニービン)、18年3着ロジクライ(父ハーツクライ)もトニービンの血を引く。開幕週の中山マイルで意外な傾向ともいえるが、あまりペースが緩まず持続力も問われる流れになりがちだからか。取り上げた5頭でトニービンの血を引くのはグラティアス(父ハーツクライ)だけ。(解説:望田潤)


グラティアス
レシステンシアやミッキーブラックの3/4弟。母マラコスタムブラダはフィルベルトレレナ大賞典(亜G1・芝2200m)勝ち馬でナンバー≒サドラーズウェルズの3/4同血クロス3×3をもつ。母父リザードアイランドはレイルウェイS(英G2・芝6F)に勝ったデインヒル系で、母系にデインヒルが入るハーツクライ産駒はサリオスなど最近よく走っている。配合的には先行粘り強い中距離型で、マイルだと差しに回るので詰めきれないが、1800〜2000で先行ならしぶとい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

ダーリントンホール
メルボルンC勝ちクロスカウンターのイトコで、母母ドゥザオナーズはモートリー賞(仏G3・芝1200m)勝ち。父ニューアプローチはガリレオ産駒の英ダービー馬で、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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