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「レースでもちゃんと走ってね」GI獲りへ態勢は整った スプリンターズS目前の本格化したメイケイエールにご注目!

  • 2022年09月25日(日) 18時02分
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▲スプリンターズSを目前に控えるメイケイエールに直撃!(提供:武英智厩舎)


不器用すぎるくらい一生懸命で、可愛くて、大人気のメイケイエール。先週には写真集が発売されましたが、カメラを向けられると、アイドル並みの振る舞いを見せるそうです。

そして“本業”の競馬では、秋初戦となるセントウルSをレコード勝ち。ハイペースの中、驚異的な上がり3ハロンのタイムを繰り出し、GI・スプリンターズSに向けて期待は高まります。

GI初制覇に向けて、武英智調教師に伺いました。

(取材・構成:大恵陽子)

「前哨戦としては満点の競馬」


──秋初戦のセントウルSを振り返っていかがですか?

武英師 今までは折り合いだけを気をつける競馬しかできなくて、展開を読むことがなかなかできなかったんですけど、今回は前哨戦ということで、内の行きたい馬を行かせて、その外目で折り合いをつけていけたら、と池添謙一騎手と話していました。

 スタートはいつも通りそんなに速くなくて、その後もちょっと押して行っていたので「大丈夫かな?」と思ったのですが、あの子にとっていい誤算だったのはファストフォースが外から押して行ってくれたことでした。それによって思ったよりもハイラップになって、いい感じで競馬ができたのかなと思います。

──道中はこれまでにないくらい折り合いがついているように見えました。

武英師 全体的なペースが速くなっていたので、折り合いも楽には見えましたよね。もし外の馬が来ていなければ、どのくらいで収まったのかな、というのはありますけど、いい位置で流れに乗れました。前哨戦としては満点の競馬かなと思います。

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▲セントウルSは師も満点の評価(c)netkeiba.com


──1つだけ気になったのが、ハイペースもあってか4コーナーではちょっとモタついているように見えたといいますか……。

武英師 ついていけない感じでしたね

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武英智調教師は1980年12月31日、滋賀県生まれ、JRA栗東所属の調教師。2018年に開業し、重賞初制覇はメイケイエールで制した2020年小倉2歳S。

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