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【マイルCS予想】ダンチヒ、ノーザンテーストの加速力も問われるマイルCS

  • 2022年11月18日(金) 19時00分
今週末はマイルCS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

近い性質を持つダンチヒとノーザンテースト


 血統ビームは、種牡馬名が異なる種牡馬群を同一のタイプ(一緒に走りやすい種牡馬群)に分類することができます。

 たとえば「ダンチヒとノーザンテーストは近い性質を持つ」ことは、20年以上前から提唱しているタイプ分けのひとつ。同じノーザンダンサー産駒であることに加え、加速力に長けた能力の方向性も似ているため、同じレースで上位を占めるケースも多々見られます。

 先週のエリザベス女王杯も勝ち馬のジェラルディーナはダンチヒの血量を9%以上持つ馬。ライラックはノーザンテーストを15%以上持ち、ウインマリリンはダンチヒを12%以上持つ馬。なお、3頭はいずれも父か母父の国別血統タイプが欧州型。(出走馬の国別血統タイプはスマート出馬表を参照)

 過去2年阪神で行われたマイルCSも1人気で連覇した歴史的名馬グランアレグリアを除く馬券対象馬4頭は、いずれもノーザンテーストかダンチヒを持つ馬。かつ父か母父が欧州型。

 そして格も特に重要なレース。過去2年の1-3着馬は、当レースを迎えるまでにすでにGIを勝利していた馬。

 さらに1800m以上の重賞で高いパフォーマンス(高レベルレースで3着以内)を発揮していました。ダンチヒ、ノーザンテーストは加速力を強化する反面、中長距離で要求される「伸び」を失いやすい弱点も持ちます。(それも影響して、サンデーサイレンス直仔には、母父ダンチヒかノーザンテーストの配合で芝2400m以上GI勝ち馬はいませんでした。一方どちらの配合からもスプリントGI馬は出ました)

 中距離の伸び勝負に不利な血を持ちながら中距離重賞で高いパフォーマンスを発揮できるのは、自身は「伸び」が要求される競馬への適応力が高いことに加え、絶対能力の高さも示します。

 今年の出走予定馬で

・父か母父欧州型
・ダンチヒかノーザンテーストを持つ
・芝1800m以上の重賞で3着以内。かつGIで3着以内

 以上すべての要件を満たす馬はサリオス、シュネルマイスター、ダノンザキッドの3頭。

 GI連対実績馬は8頭も出走しているにもかかわらず、該当した3頭のうち2頭は昨年の2、3着馬。血統と相反する戦歴を満たす馬は少ないので、同じ馬が何度も走りやすいレースともいえます。

 ただし、想定以上の雨で近2年要求された「伸び」が削がれる舞台設定になった場合はその限りではありません。ここまで書いた前提はすべて崩れ去る可能性があるためです。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のマイルCS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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