スマートフォン版へ

【朝日杯FS予想】阪神JFに続き朝日杯FSもオーストラリア血統を重視

  • 2022年12月16日(金) 19時00分
今週末は朝日杯FS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

2歳戦とスプリント戦に強いダンチヒ系


 先週の阪神JFはリバティアイランドが楽勝。母はヤンキーローズ。オーストラリアで行われる2歳スプリント戦の世界最高賞金額レース、ゴールデンスリッパーSで2着。その後中1週で1400mG1サイヤーズプロデュースSを優勝。2歳で仕上がる体力とスプリント能力は、世界最高レベルの母。

 本命に推奨した理由にも書いたように、JRAの2歳限定マイルGI競走も、2歳限定のスプリント戦に実績を残す血統を持つ馬が走りやすいレース。

 2着のシンリョクカも父サトノダイヤモンド。その母マルペンサはオーストラリアの主流系統でゴールデンスリッパーSで最も実績を残すダンチヒ系。母父サザンヘイローも同レースで実績を残す種牡馬。

 朝日杯FSも、2歳戦とスプリント戦に強いダンチヒ系を持つ馬に相性の良いレース。

 2020年7番人気1着のグレナディアガーズは父がフランケル。その母父はダンチヒ系のなかでもスーパーサイヤーのデインヒル。

 2019年の勝ち馬サリオスは母母父に入るデインヒルの影響が強い大型馬。2017年の勝ち馬ダノンプレミアムも母母父デインヒル。

 2016年のサトノアレスもディープインパクト産駒で母父デインヒル。その後のGIでは勝利できなかったということはデインヒルの適性を強化した方が当レースへの適性は高いことを逆説的に裏付けます。

 ダノンタッチダウンの父はロードカナロア。オーストラリア生産馬が勝ち馬と出走馬の大半を占める香港スプリントを優勝。オーストラリア指向のスプリント戦でもチャンピオンクラスの能力を示した馬。

 母父はダンシリ。その父はデインヒル。母は世界レベルのスーパー繁殖牝馬ハシリ。ハシリの血は日本はまだまだ過小評価されているので、多くのホースマンに認知され、日本でも広がりを見せていくことは今後の日本競馬にも良い影響を与えることでしょう。

 その一翼をダノンタッチダウンにも担ってもらうためにも、まずは2歳GIを勝ってもらいましょう。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の朝日杯FS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング