京都の正月開催で行われる伝統のハンデ戦だが、21年、22年につづいて23年も中京芝1600での開催となる。22年は1着ザダル(母父レモンドロップキッド)、2着ダイワキャグニー(父キングカメハメハ)、3着カイザーミノル(父ロードカナロア)とキングマンボをもつ馬が1〜3着を独占。21年もロードカナロア産駒ケイデンスコールが勝っている。あと血統とは関係ないが、22年エアロロノア(1人気6着)と21年シュリ(1人気5着)は、12月阪神マイルのリゲルSを勝って人気になるも裏切ったというのが共通する。(解説:望田潤)
イルーシヴパンサーダイレクトキャッチやステラロッサの甥で、キタノインパクトのイトコで、母イルーシヴキャットはJRA2勝。母母レッドキャットはジェニーワイリーS(米G3・芝8.5F)3着。母母父ストームキャットの影響が強くてクラヴァシュドールのようにマイラー寄りで、2歳時から素質の片りんは見せていたが、古馬になってついに本格化し東京新聞杯で大外一気を決めた。安田と関屋はスローで末脚不発に終わるも、もう少し流れて前が止まってくれれば。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
エアロロノアエアスピネルやエアウィンザーの甥で、エアシャカールやエアシェイディなども近親。母エアワンピースはJRA4勝。母母エアメサイアは秋華賞馬。3代母エアデジャヴーはオークス2着。母父ロックオブジブラルタルはデインヒル産駒の欧州マイル王で、