20年は小倉での施行だったが、例年中京芝2000で行われる牝馬限定のハンデ戦。21年はマジックキャッスルとランブリングアレー、ディープインパクト×シンボリクリスエスのワンツーだった。22年は2着マリアエレーナ(父クロフネ)、19年は2着ノームコア(父ハービンジャー、母父クロフネ)と3着ランドネ(父ブレイム)、18年は1着エテルナミノル(母母父リアルシャダイ)と2着レイホーロマンス(父ハービンジャー)と、他の年もロベルトの血を引く馬の好走が目立つ。取り上げた5頭のなかでは、アートハウスとマリアエレーナがロベルトの血を引く。(解説:望田潤)
アートハウスシークレットコードの姪でホウオウスクラムのイトコ。母パールコードは秋華賞2着。母母マジックコードはカナダ古牝馬チャンピオンで子孫にシャマルなど。ヴィクトワールピサの肌はオニャンコポンやラブリイユアアイズなど最近走っている。父スクリーンヒーローはモーリス、ゴールドアクター、ウインマリリンなどを輩出。ロベルト系らしい後駆で、小回りのきく脚質はウインマリリンに近いイメージだ。中京2000だとスローでコーナー加速勝負が望み。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○
アンドヴァラナウトゴルトベルクやヴァナヘイムの全妹で、母グルヴェイグはマーメイドS勝ち馬。