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【日経新春杯予想】日経新春杯はダービーとは相反する馬力を強化する血統馬

  • 2023年01月13日(金) 19時00分
今週末は日経新春杯!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
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欧州型の持久力、馬力が光るか


 ディープインパクトはJRAダービーで最も多くの勝ち馬を出しました。ところが、ベストゥベストの配合原則とは相反する形で、欧州の最高峰種牡馬サドラーズウェルズを繁殖に持つ馬からは1頭も勝ち馬を出していません。

 その一方で、欧州でG1を勝ったディープインパクト産駒のサクソンウォーリア、スノーフォールは母父にサドラーズウェルズの血を持つ配合馬。

 サドラーズウェルズは、主張が強い種牡馬のため、欧州で要求されるバテてから粘る持久力や、タフな馬場や坂でも減速しない馬力を強化します。

 そして馬力はトルクであり、物理構造上トップスピードとは相反する性質を持ちます。JRAダービーはディープ産駒のなかでも、馬力を削いでトップスピードに振った配合馬が走りやすい舞台。先に書いたようにサドラーの馬力を削いだディープ産駒が勝ちやすくなるのです。

 ただし、JRA競走でも馬力を強化することが、常に不利ではありません。日経新春杯が行われる中京芝2200mの舞台はダービーよりも馬力が要求される舞台。東京よりも厳しい急坂を2回越えることに加え、馬場も東京よりもタフになりやすいから。馬力を強化する父欧州型。欧州型でも特に馬力に優れたサドラーズウェルズやロベルト系が走りやすい顕著なブラッドバイアス(血統傾向)も出ています。

 同コースで行われた2020年の神戸新聞杯で14番人気3着だったロバートソンキー。2021年の日経新春杯で13番人気2着のミスマンマミーア。2022年の神戸新聞杯で12番人気2着のヤマニンゼスト。二桁人気で馬券になったのは全て父欧州型。

 2021年の京都新聞杯、神戸新聞杯と続けて連対したディープインパクト産駒のレッドジェネシスは母母父サドラーズウェルズの影響が強い馬。

 2021年の京都新聞杯で2着のルペルカーリアは父がロベルト系のモーリス。サドラーズウェルズのクロスを持つ馬。ミスマンマミーアは父ロベルト系。クラージュゲリエは母父ロベルト系。2022年の神戸新聞杯で1着のジャスティンパレスは母母父がロベルト系。

 ヤマニンゼスト、ロバートソンキーは、先に書いた通り。

 その他ではヴェローナシチーも父が欧州型でロベルト系のエピファネイア。サドラーズウェルズも持つ種牡馬。近親にシュペルミエール。2019年の日経新春杯で3着。当時は京都芝2400mの施工でしたが、馬場はタフ。レース上がりは37.7秒で持久力が問われました。牝系も持久力、馬力が問われる舞台が得意。

 プリマヴィスタは母系にエルグランセニョールとアレッジド。エルグランセニョールはサドラーズウェルズと同様馬力型のノーザンダンサー系。母系に入り名馬を出す特性も持つ血で、昨年のジャパンカップ勝ち馬ヴェラアズールも母系にエルグランセニョールを持つ配合馬。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の日経新春杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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