昨年優勝したカフェファラオ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
先週の東京ダートは金曜から土曜にかけての雪、雨の影響が大きく湿った状態。
JRA発表によると東京ダートは土曜が「不良」。日曜が「重」。馬場コンディションとしては土日ともに軽めだったが、1600mで古馬2勝クラスで行われた土曜東京12Rの勝ちタイムは1分35秒4。思いのほかタイムは出なかった。
今週は火曜以降、日曜まで降雨の心配がなさそうな予報となっており、乾いた状態が想定される。
今開催、東京ダート1600mの古馬戦がJRA発表「良」で行われたのは5レース。3着内に好走した15頭のうち12頭が5枠より外だったように、外枠が有利な傾向。
1/28日(土)に行われた3勝クラス白嶺ステークスの勝ちタイムは1分36秒8。乾いた状態で行われそうな今週のフェブラリーステークスはGIのメンバーを考慮しても1分35秒台の半ば程度の決着になるだろう。
過去10年のフェブラリーステークスで勝ち時計が1分35秒以上かかったのは7回。
この7回で4枠より内は複勝率15%。対して、5枠より外は複勝率23%。
1分36秒以上かかった3回では3着内に好走した9頭のうち7頭が5枠より外。時計がかかるほど外枠が有利。今開催の「良」発表時も外枠が有利になりやすかった。外枠を狙いたい。
現段階では枠順はわからないので、前走で力を発揮できなかった馬を推奨する。
注目のレモンポップ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
レモンポップの前走根岸ステークスはトラックバイアス「外有利・差し有利」と判定。逃げた馬が最下位、2番手追走馬がブービー、4番手追走馬が14着と先行した馬が大失速。
断然人気だったことを考慮すれば、半馬身差は辛勝にも映るが、5番手追走から早めに抜け出す厳しい状況だった。実質的には圧勝だ。見た目の着順が安定していることもあり、人気にはなるだろうが、実際にはそれ以上の実力差がある。もちろん、外枠に入れば盤石。
枠順と馬場を考慮した最終予想はウマい馬券で公開する。
殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のフェブラリーSの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!