2番人気で勝利したエミュー(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、オークスや秋華賞に連なるフラワーCです。1人気の単勝が5.6倍という混戦模様の一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、「直結指数」の奥田隆一郎氏です。
今回とおなじ適性が要求されるコースの成績を重視する奥田氏が上位に推した4頭は、◎ゴールデンハインド(7人気)、○パルクリチュード(3人気)、▲エミュー(2人気)、△ヒップホップソウルでした。すると、◎こそ4着に終わりましたが、残る3頭で1〜3着を独占。とくにパルクリチュードに関しては、前走の紅梅S4着を「ゴール前の直線で挟まり、立ち上がるような不利を受けたことが敗因」として“善戦”と捉えた視点が光ります。また新馬はダート戦ながらも「距離1700mで圧勝したことから、中距離への延長は問題ない」と喝破したのです。
そして馬券は、前記4頭の3連複ボックスで4点を購入。121.0倍を1,000円的中させ、12万円超の払戻金を獲得しました。
予想結果は
こちら。
つづいて紹介するのは、「PHS指数」の榊原昌幸氏です。
PHSとは「Profitable=利益性の高い馬をデータマイニングにより算出したうえで、複数のアナログ的要素を加えてスコアを修正し、既存のAI予想にプラスアルファのエッセンスを織り交ぜたもの」。そしてPHS=100%は「買い続けたら100%の回収率の馬」となります。
そして今回はなんと、PHS指数の上位3頭の◎→▲→○での決着! 馬券は◎エミューからの単勝6.4倍、馬連49.8倍、3連複121.0倍、3連単794.9倍を重ねて的中させると、33万円オーバーの大きなリターンに成功しました。
予想結果は
こちら。