12番人気で勝利を掴んだファストフォース(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、オークスや秋華賞に連なるフラワーCです。1人気の単勝が5.6倍という混戦模様の一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“究極の相馬眼を持つパドック派”の古澤秀和氏です。
高松宮記念で本命に指名したのは、12番人気優勝のファストフォースでした。「元々馬体が良く、GIでも本命に推すこともあったが、当時はまだ力が足りなかった」との事で、最近の本馬については「ここのところ控える競馬をしたことで馬体のバランスも変わってきていて、7歳でも馬が良くなっている」と、馬体派ならではの秀逸な視点で高く評価。さらに、「何よりこの馬は道悪がうまい」と不良馬場での激走を見事に読み切ったのです。
そして馬券は、ワイド32.3倍を3,000円と厚く的中。9万円超の払戻金を獲得しました。
予想結果は
こちら。
つづいて紹介するのは、“高配当をワイドで仕留める男”シューヤ氏です。
日経賞の本命は「淡々とラップを刻む形があっており、タイトルホルダーを見ながら運べるのは良さそう」との事で、7番人気3着のディアスティマでした。「今日の馬場も合いそうで、番手くらいから粘り込みを期待したい」との展開読みも嵌まり、人気薄ながらも馬券圏内を確保します。
また対抗には2番人気で勝利したタイトルホルダーを指名し、3番手にも5番人気2着のボッケリーニを選びました。すると結果は○→▲→◎で的中し、2点勝負のワイドは、14.2倍を7,000円、31.0倍を3,000円購入し、19万円超のリターンに成功したのです。
予想結果は
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