3歳牡馬三冠の初戦を制したソールオリエンスと鞍上・横山武史騎手(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、3歳牡馬三冠の初戦・皐月賞です。先週の桜花賞とは一転して主役不在の一戦を、はたして、どのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、復活を遂げた南関東伝説の凄腕予想士、「島の予想」の小野峯高氏です。
単勝10倍未満に6頭がひしめく混戦模様のメンバー構成のなか、本命に推したのは2番人気優勝のソールオリエンスでした。まずは前走の京成杯を、「コーナーで不利がありながら豪快に差し切ったレース内容は素質の高さを感じさせるもの」と賞賛。さらに、「ハミもリングハミに交換して修正されGIタイトルを獲得する準備は整った」と強く推したのです。
馬券は、◎ソールオリエンスを1着固定にした自信の3連単フォーメションのみで勝負。すると結果は、247.8倍を400円的中で、上位人気決着ながら9万9,120円の払戻金獲得となりました。
予想結果は
こちら。
つづいては、“競馬予想でメークドラマを演出”するミスター長嶋氏です。
こちらの本命は、5番人気2着のタスティエーラでした。なにより、弥生賞での好タイム勝ち(歴代3位)を評価。中山適性の高さを強調しました。
さらに、「手綱緩めたら飛んで行きそうな勢い」だった最終追い切りだけでなく、2週前の調教内容の良さも見逃しません。くわえて、「週末の雨予報も道悪の鬼だった父サトノクラウンと走法が似ておりマイナスにはならないはず」と天候による追い風にも期待したのです。
そして馬券は3連複1頭軸で、まるで混戦ではないといわんばかりに相手を5頭に絞っての10点買い。37.7倍を1,000円的中させました。
予想結果は
こちら。