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【函館記念予想】函館記念でディープインパクト以上に輝く血

  • 2023年07月14日(金) 19時00分
今週末は函館記念!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

トニービン、ダンスインザダークの血に注目


 昨年の七夕賞はディープインパクトを持つ馬が1-3着を独占。そして先週の七夕賞もディープを持つ馬が1、2、4、5着。改めてディープの血の偉大さを示すことになりましたが、今週末の函館記念は同じ芝2000mでも少々趣が異なります。

 過去6年の函館記念勝ち馬の父は「父欧州型」もしくは「父にトニービンを持つ」種牡馬。(国別血統タイプはスマート出馬表を参照)

 ディープの血を持つ馬は未勝利。ディープを持つことがダメというわけではないのですが、ディープとは違った個性を強化した配合馬の方が走りやすいレースではあります。

 2020年に15人気で当レースを勝ったアドマイヤジャスタは父がハーツクライのジャスタウェイ産駒。19年に当レースを勝ったマイスタイルもハーツクライ産駒。ハーツクライは母父がトニービン。

 日本の主流GIではディープとは相性の悪かったニジンスキーを持つ馬にも相性のいいレース。なかでも注目は母父ニジンスキーのダンスインザダークの血。14年に8人気で2着のダークシャドウ。12年に7人気で3着のミッキーパンプキンはダンスキンザダーク産駒。同種牡馬の産駒が出走したのは過去10年で3頭のみ。函館記念を高確率で好走する血脈。母父ダンスインザダークのヤマカツライデンも17年に7人気で3着。

 ルビーカサブランカの父は欧州型のキングカメハメハ。過去10年でも3頭の馬券対象馬を出しています。母父はダンスインザダーク。母のムードインディゴは秋華賞2着。近親にはオークス2着のチャペルコンサートも。兄ユーキャンスマイルも新潟記念を優勝。2000m重賞にも多数の実績を残す一族。

 スカーフェイスは父がハーツクライ。祖母はスプリングマンボ。ダンスインザダークの近親。昨年は母父クロフネの産駒も同馬を含め2頭出走していずれも馬券に。クロフネの父フレンチデピュティを母父に持つケイティープライドも16年に13人気で2着。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の函館記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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