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【エルムS予想】エルムSは雨が降れば前が残る

  • 2023年08月01日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はフルデプスリーダーが優勝(c)netkeiba.com


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 今週末の札幌は雨が降る可能性も高い。

 2017年以降、札幌で行われたエルムステークスは5回。2017年、2018年、2019年の3回がJRA発表の馬場状態で「稍重〜重」の間。雨の影響を受けている。勝ち時計もそれ以外の年に比べて2秒は速い決着になっている。

 2017年は最初のコーナーを4番手以内で通過、最終コーナーを3番手以内で通過していた馬が1〜3着を独占。最初のコーナーを二桁位置取りで通過した2番人気のピオネロが7着に凡走。

 2018年は最初のコーナーを3番手以内で通過、最終コーナーを2番手以内で通過していた馬の1、2着。最初のコーナーを二桁位置取りで通過した1番人気のミツバが3着となり人気を裏切った。

 2019年は最初のコーナー3番手以内通過馬が全滅。後方待機馬が上位を独占したが、この年は前走で逃げていた馬が5頭も出走していた。前半から激しい先行争いになって淀みない流れ。例外的なレースパターン。

 速い時計の決着になった際の当レースは、よほど先行馬が揃わない限りは前半の位置取りが重要。逃げに近い先行馬を狙いたい。

馬場虎太郎

▲ベレヌスの巻き返しに期待したい(c)netkeiba.com


 ベレヌスは芝でも先行できるスピード上位の馬。ダートでも先行できるだろう。

 前走京王杯スプリングカップはトラックバイアス「外有利・ 」と判定。二桁馬番が5着までを独占したレース。内枠は厳しい状況。

 2走前のダービー卿チャレンジトロフィーはトラックバイアス「内有利・差し有利」と判定。内枠、後方待機馬が恵まれたレースで外枠からの逃げ。3走前の京都金杯もトラックバイアス「 ・差し有利」と判定したレースで逃げ。近3走ともに状況に恵まれず、力を出せてない。

 今回はダートに替わるが、芝1400mの重賞でも逃げることができるスピードを持つ馬。芝では速い上がりを出せない欠点が響いたレースも多かったが、ダートに替わることによってカバーできる可能性を秘めている。巻き返しに期待する。


殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のエルムSの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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