エルムSを制したセキフウ(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、1番人気が苦戦傾向のダート重賞・エルムSです。今年も上位人気馬が沈んだ難解な一戦を、はたして、どのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“南関大穴予想師が認める馬券師”オレンジ氏です。
本命に推したのは、6番人気のセキフウでした。「ここは逃げ先行馬、砂を被りたくない馬が揃いハイペース必至」との読みがズバリと嵌まり、上がり最速で勝利を飾ります。ここ2戦、函館でペプチドナイルに先着を許していましたが、「外差し有利な札幌なら逆転できる」とも強調していたのです。
一方、対抗にも4番人気2着のワールドタキオンを選ぶと、結果は◎→○で的中となりました。馬券は3連単2002.2倍を的中させると、馬連1点、ワイドも4点でダブル的中。30万円オーバーの大きなリターンに成功したのです。
予想結果は
こちら。
もうひとりは、“高配当をワイドで仕留める男”シューヤ氏です。
こちらはなんと、10番人気3着のロッシュローブを本命に抜擢します。「道悪馬場での走りが良い馬で、ここ2走は良馬場で走り切れていない」と、不良馬場の今回、前2走の凡走を逆手に取ったのです。
しかも相手には、連対したワールドタキオンとセキフウを指名。得意のワイド2点買いで、25.7倍と27.0倍をダブルで的中させ、26万円超の払戻金を獲得しました。
予想結果は
こちら。