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【天皇賞(秋)予想】東京GI実績馬が順当に走る天皇賞(秋)

  • 2023年10月24日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はイクイノックスが優勝(撮影:下野雄規)


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として天皇賞(秋)で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 天皇賞(秋)は2018年以降、馬場コンディション「稍軽い〜軽い」の間で施行されている。

 今開催も開幕当初から路盤は非常に良い。今週からはBコース替わり。週中、週末を通しての天気予報も良好。例年通り、馬場コンディションは走りやすい「稍軽い〜軽い」で行われるのはほぼ確実。

 馬場コンディション「稍軽い〜軽い」の間で施行された2018年以降の天皇賞(秋)では6番人気以下で3着内に好走した馬は3頭のみ。

 走りやすい馬場コンディションにより、コース取りや位置取りの偏りがほとんどなく、実力が反映されやすい。

 この5回で3着内に好走した15頭のうち11頭は馬場コンディション「稍軽い〜軽い」のGIで既に連対した実績のあった馬。既に似たような条件で実績を残している馬がそのまま好走する。

 今年の出走馬のなかで、この条件に合致するのは

イクイノックス
ジャックドール
スターズオンアース
ドウデュース

 の4頭。これらが上位を独占する可能性が極めて高い。

 ただし、ジャックドールは馬場コンディション「稍軽い〜軽い」の東京では既に4着以下が3回ある。特に同じコースで行われた昨年の天皇賞(秋)はトラックバイアス「 ・前有利」と判定する有利な状況だったにもかかわらず、簡単に差されたように直線の長いコースでトップクラスに入ると末脚で劣る。

イクイノックス
スターズオンアース
ドウデュース

 3頭の争いだ。

馬場虎太郎

▲ドウデュースに注目したい(c)netkeiba.com


 ドウデュースはこれまで馬場コンディション「稍軽い〜軽い」に出走したのは京都記念、日本ダービーの2回のみ。

 国内で唯一連対を外した皐月賞は馬場コンディションが「稍重い」。それ以外で敗れたのが弥生賞。この時は馬場コンディション「標準」。

 つまり、これまでに海外を含め敗れたのは馬場コンディションが「標準〜重い」の間で、皐月賞と弥生賞に関しては直線が短いコース。

 京都記念は馬場コンディション「稍軽い」。得意な馬場コンディションではあったものの、直線が短いコースで当時はトラックバイアス「内有利・ 」と判定したように内枠が有利ななかでの大外枠。不利な状況だったにもかかわらず、内容としては完勝だった。

 苦手としていた直線が短いコースで好内容を示した京都記念からも、3歳時よりもさらに高いパフォーマンスを発揮できるようになっていると判断できる。

 ダービー以来、馬場コンディション「稍軽い〜軽い」で直線が長いコースに出走できる今回、どれだけのパフォーマンスを披露するか楽しみだ。

 殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の天皇賞(秋)の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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