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【ジャパンC予想】日本競馬の頂点を決める一戦! 波乱の余地はあるのか?

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  • 2023年11月22日(水) 12時00分
 こちらのコラムでは、俺プロ出身の奇才・のれん氏が当週の重賞注目馬を公開。ただ強いというだけでなく、馬券で期待値がとれそうな「妙味ある馬」を紹介していただきます。

 今週のれん氏が注目したのは、東京競馬場で行われるジャパンカップ(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

人気馬の序列を間違えないことがポイント


 東京芝2400mは世代限定戦で最も賞金が高い日本ダービー、古馬戦でも有馬記念と並んで最も賞金が高いジャパンCと日本競馬の根幹となるレースが行われる条件で、コーナー角が緩く直線も長いため枠順の有利不利も少なく、純粋な能力勝負になりやすい。

 過去の結果を見ても、2015年2着のラストインパクトを最後に単勝オッズ15倍以上の馬は一度も馬券に絡んでいないように無理な狙いは禁物。特に、より直線の伸びが重要な馬場になった2020年以降で見ると、2020年・2022年は掲示板を1〜5番人気が占め、2021年も1〜3人気決着で、4着は天皇賞(秋)で3強に次ぐ4着なのになぜか人気が無かったサンレイポケット、それ以下もその後の戦績を見れば過剰人気だったアリストテレス以外はほぼ人気通り。とにかく人気馬の序列を間違えないことが大事と言えそう。

のれんの腕押し


 今年はイクイノックス、リバティアイランドの2強をはじめ超強力なメンバーが集結。紛れが起こるとすればスローペースで馬群が固まっての上がり勝負になり力を出し切れない馬が出るパターンだと思うが、パンサラッサが出走する予定とのことでその可能性も0に近い為、堅い決着になる公算が高いとみている。

 その中で近年の好走馬から傾向を探ってみると、それ以前に東京芝2400mGIで実績のなかった好走馬はサウンズオブアース・シュヴァルグラン・キセキ・オーソリティ・ヴェラアズール等2500m以上の長距離で実績を残した馬が目立つ。これは2か月の連続開催の最終週で日本ダービーやオークスの行われる春よりは時計が掛かる馬場になりやすく、4〜5Fのロングスパートが求められる為最後に長距離戦をこなせる持久力が物を言っているのだと推測。

 今年は走破時計が速くなりそうな上に、タイトルホルダー以外の上位人気が全て東京芝2400mGIで好走歴がある為その中で決まってしまいそうだが、来年以降もこの傾向は続くと思うので覚えておいて損はないはず。

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人気落ちを狙い、買い時を逃さない俺プロ出身の人気予想家。本格的に競馬予想を始めてから僅か3年で年間回収率115%を達成し、2021年11月にウマい馬券でデビューを果たした。馬場や枠順はもちろん、血統・馬体・走法などから見る適性も重要視しており、その実力には現在活躍中のプロ予想家たちも絶賛している。

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