競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにホープフルステークス出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ゴンバデカーブース美浦・堀宣行 牡2
▲12月20日撮影(c)netkeiba.com
見た目が綺麗な馬の多い新種牡馬ブリックスアンドモルタルの産駒。傾向としては持続力のあるワンペース型が多いが、当馬はサウジアラビアRCを直線一気、別次元の末脚を繰り出して勝利を決めた。発達した大腿筋で尻から飛節にかけてのバランスがグッド。後肢のブレがなく強靭な脚力を発揮できる。少し立派に見せる態勢でも、撮影翌日にムーア騎乗で強いケイコを消化しており仕上がりは進むはず。コンパクトな背中はマイラーのイメージで、距離を延ばしての中山戦がどうでるかだ。
シリウスコルト美浦・宗像義忠 牡2
▲12月20日撮影(c)netkeiba.com
ドバウィ産駒の父マクフィは短距離色が強い産駒が多く、当馬も芝6Fでの新馬V。ただ脚が長く走るフォームは大きめ。スローとなった芙蓉Sでは道中での余裕を持った追走が可能となり、