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【ホープフルS予想】異例のトニービン馬場で行われるホープフルS

  • 2023年12月27日(水) 19時00分
今週末はホープフルS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

有馬記念に続きトニービンの血を持つ馬に注目


 先週のコラムでは「今年の中山芝は冬開催では前例がないほどに軽い馬場である」ことを指摘しました。そうなる理由は天気に加え、馬場の造り方も例年とは変えていたから。「東京芝2400mGIで高いパフォーマンスを発揮するタイプの馬が減速しにくい馬場」だと皆様にもお伝えしました。

 結果は東京芝2400mGI勝利実績のあるドウデュースとスターズオンアースが1、2着。

 馬場が変われば、血統傾向が例年とは一変することにも言及。なかでもトニービンの影響を受けたハーツクライ産駒、ドゥラメンテ産駒が走りやすい馬場だとも書きました。ドウデュースはハーツクライ産駒。スターズオンアースはドゥラメンテ産駒。

 有馬記念当日「亀谷競馬サロン」に来場されたメンバーに向けても「これはドウデュースの流れですね」とレース前に解説したのも、有馬記念の前に同コースで行われた中山9レースのグッドラックハンデもハーツクライ産駒のジオフロントが勝ち、7人気で3着のオウケンボルトも母父がトニービンの系統であるオウケンブルースリだったから。

 なお、グッドラックハンデのレース前にはハーツクライ馬場は読めていたので「亀谷競馬サロン」で公開している勝負はグッドラックハンデを指定。大本線で的中。3連単は10万馬券。

 グッドラックハンデを勝負レースにしたのは、トニービンを持つ馬が特に恵まれることを、前週から読めていたから。(だから、先週のコラムを書いた木曜日の段階で有馬記念もハーツクライ、ドゥラメンテ産駒に向くことが読めたわけです)加えて、同じハーツクライ産駒を買うにしても、有馬記念よりもグッドラックハンデの方が配当が倍以上になるため、こちらを勝負レースに推奨しました。

 このように先週末も中山芝はハーツクライ産駒が例年以上に走りまくりました。ハーツクライは母父トニービン。ホープフルSデーも中山芝は引き続き、トニービンの血を持つ馬が恵まれそうです。

 トニービン馬場で注目の新種牡馬はスワーヴリチャード。今年の2歳世代でのJRA種牡馬ランキングは4位。その父は有馬記念デーも芝競馬を無双した絶好調種牡馬ハーツクライ。そしてスワーヴリチャードの来年の種付け料は1500万円!! 種牡馬イクイノックスのキャンペーンはもう十分でしょうから(笑)スタリオンはスワーヴリチャード産駒の盛り上がりにも期待していることでしょう。

 ホープフルSに出走予定のスワーヴリチャード産駒はヴェロキラプトルとレガレイラ。

 ヴェロキラプトルは33秒台の上りで勝利した実績。レガレイラも32秒台で3着の実績がある馬。今の馬場は直線スピードが発揮しやすい馬場ですから、速い上りを出せる裏付けがあることも直線スピードが要求される今の馬場では強調したい実績。直線スピードを発揮しやすいハーツクライ馬場で注目の血統馬です。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のホープフルS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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