競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに京都金杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
アヴェラーレ美浦・木村哲也 牝5
▲12月20日撮影(c)netkeiba.com
肩の角度は適性だが、クビは短く太めで背中は短い。前重心の分少しトモが流れて尻高体型だが、つなぎの短さや回転の速いピッチ走法からベストは千四で千六までは守備範囲だ。爪の形や実績から渋化馬場も問題ないが、一瞬の脚があり時計勝負にも対応できるのは心強い。順調に攻めを施し緩みのないフォルム。年末の調整でトモが膨らめばいい状態で挑めそうだ。
アルナシーム栗東・橋口慎介 牡4
▲12月20日撮影(c)netkeiba.com
440キロ前後のモーリス産駒だが、上質の筋肉を身にまといパーツパーツがしっかりとしている。