競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに京成杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
グローリーアテイン美浦・金成貴史 牡3
▲1月3日撮影(c)netkeiba.com
脚長で体高がありいかにも長距離戦が向く姿形。まだ背腰が頼りないのでフォームが沈まないが、跳びは大きく回転力も十分。新馬戦は優等生の立ち回りから鋭い決め手を見せつけた。腹袋があって緩く見せるものの、肌質が良く筋肉のメリハリもしっかり。四肢の位置が定まっていて立ち姿は力感にあふれている。新馬勝ちのあとにリフレッシュされて落ち着きも十分。
バードウォッチャー美浦・国枝栄 牡3
▲1月3日撮影(c)netkeiba.com
アパパネ産駒の牡馬は重厚で素軽さに欠け、使いつつ締まりが出て馬体が完成されていく傾向。デビュー戦は相手関係に恵まれたとはいえ、ゴール寸前の加速力にはキラリと光る将来性を感じさせた。