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【東海S予想】東海Sが行われる京都砂の明確な血統傾向

  • 2024年01月19日(金) 19時00分
今週末は東海S!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想と鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。

亀谷敬正の予想を見る


「亀AI」と「競馬血統辞典買いパターン」を駆使した自動予想(システム予想)



湿ったダートは米国型に注目


 砂と路盤の質が今とほぼ同じ秋以降の京都ダート1800mは、湿ったダート≒良馬場以外ダートになると、明確な血統傾向が出ます。

 昨秋以降、京都ダート1800mは、良馬場以外の馬場でサンデーサイレンス系、キングマンボ系がパフォーマンスを落としやすくなります。芝指向の直線スピードが削がれやすい状態になるためです(出走馬の血統系統はスマート出馬表を参照)。

 昨秋以降の京都ダート1800mは良馬場以外が12レース。このうち父サンデー系は1勝のみ。出走シェアは30%以上も占めているのにもかかわらず、まったく勝てていません。キングマンボ系も2勝止まり。

 単勝10倍以内の人気馬に限定してもサンデー系は勝率7%、単勝回収率は20%、複勝回収率も44%。キングマンボ系も単勝回収率42%、複勝回収率47%。単勝10倍以内のサンデーかキングマンボ系のBOXを購入した場合、回収率は22%。レース的中率は25%。

 一方、父米国型で単勝10倍以内の馬は勝率36%、複勝率72%、単勝回収率117%。父米国型のワイドBOXは12レース中9レースで的中。的中率75%、回収率131%。

 サンデー、キングマンボ系の芝指向のスピードが削がれる分、米国指向の持続力がより発揮しやすい馬場とレースパターンになるケースが増えるわけです。

 週末の天気予報から、東海Sも湿った良馬場以外のダートになりそう。父米国型に注目。

 ミッキーヌチバナは父が米国型のダノンレジェンド。母父も非サンデー系のキングカメハメハ。近親に砂の名馬ゴールドアリュール。ダノンレジェンドは母父が非サンデー系との配合馬の場合、昨年以降のダート1800mも複勝率48%。複勝回収率147%。ダート1800mで要求される持続力をより強化できる配合になるため、ベタ買いでも期待値的中率ともに優秀。先に述べたように、湿ったダート1800mはサンデーの影響力を薄めて米国型を強調した方が走りやすいため、馬場適性も高い配合になります。

 タイセイドレフォンは父が米国型ノーザンダンサー系のドレフォン。母父トワイニングも米国型。米国指向の強い血統。前述したとおり、湿った京都ダートはサンデー、キングマンボの影響が薄く、米国色の強い血統が有利な馬場。

 ドレフォン産駒はリフレッシュ後は走りやすい反面、反動が出る傾向も。同馬も近4走で好走したのは休み明け。凡走したのは叩き2戦目。今回はリフレッシュ明け。

 同様の血統パターンを使って、先週1月13日の京都8レースもツークフォーゲルを勝負レースの本命に推奨。単勝1710円で勝ちました。同馬も近走は使い減りで体重を落としていましたが、リフレッシュ明けの1月13日は体重を戻して一変。もちろん、この一変を読んだ上での推奨でした(亀谷の推奨レースは「亀谷競馬サロン」「競馬放送局」限定で公開)。

 タイセイドレフォンも有利な馬場、自身もコンディションを発揮できる馬場でパフォーマンスの上昇を期待します。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の東海S予想はレース当日までに予想バイブルで公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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