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【クイーンC予想】基本人気馬が強いレースも…〇〇なら波乱の余地あり!

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  • 2024年02月07日(水) 12時00分
こちらのコラムでは、俺プロ出身の奇才・のれん氏が当週の重賞注目馬を公開。ただ強いというだけでなく、馬券で期待値がとれそうな「妙味ある馬」を紹介していただきます。

今週のれん氏が注目したのは、東京競馬場で行われるクイーンカップ(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

今年は人気馬からの取捨になりそう


 コースに関しては先週の当コラムでも記したので割愛するが、簡単に書くと東京らしくフラットな舞台で、過去10年の単勝5倍以内の馬をベタ買いすると複勝回収率84%になるように人気馬が実力通りに好走しやすいコース。今や牝馬クラシック路線の王道と言っても良いクイーンCにおいてもそれは同じことで、過去10年の単勝3番人気以内の馬の成績が単勝回収率101%、複勝回収率95%とかなり優秀。

 過去10年で単勝3番人気以内の馬が2頭馬券に絡まなかったのが2016年・2018年・2020年の3度あるが、前半1000mのペースが速かった順に並べるとその3年が綺麗に上から並ぶ。

 2016年と2018年は、メジャーエンブレムにテトラドラクマと共に力量のある先行馬が自らペースを作って後続の脚を削る競馬をして牝馬らしいキレを封じたのが要因。2020年は大逃げの馬がいた分で2番手以下は速くないので偶然と言えば偶然だが、この年は2018年9月に起きた北海道胆振東部地震の影響かノーザンファーム生産馬が振るわなかったイレギュラーな世代で、クイーンC過去10年の3着内馬30頭中23頭を輩出しているように芝の直線が長い条件では頭抜けている牧場の育成がうまくいかなかったことで穴馬に紛れ込む余地があったということだろう。

 今年のメンバーには地力勝負で押し切れるような力がある先行馬がいないので、基本的には人気馬からの取捨になりそう。

 その人気馬の中でも圧倒的な成績を残しているのがノーザンファーム生産の関西馬で、過去10年単勝5番人気以内だった10頭が全て馬券内。その中でもクロノジェネシスを除いた9頭は当時収得賞金1050万円以下で、桜花賞出走へ向けては賞金加算が必須という立場でのレースだった。この成績の背景には関西圏にも多数賞金を積めるレースがある中、わざわざ関東へ輸送してでもこのレースを選んでしっかり結果を出してくる関西トップ厩舎の厩舎力の高さがあるだろう。(その観点で言えば3着だとダメですが今回は馬券の話なのでご了承ください)

のれんの腕押し

 今年の3歳世代の牝馬はボンドガール・チェルヴィニアをはじめ、阪神JFの上位2頭もだがノーザンファームの関東馬の活躍が目立っている。ただ今回のメンバーを見ると、賞金のないボンドガールは間に合わず、他のめぼしい馬は既に賞金を積んで桜花賞へ直行となり、関東馬のメンバーは手薄に見える。そのことからも桜花賞へ向けて賞金を積みに来た関西有力厩舎の馬が狙いになりそう。

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人気落ちを狙い、買い時を逃さない俺プロ出身の人気予想家。本格的に競馬予想を始めてから僅か3年で年間回収率115%を達成し、2021年11月にウマい馬券でデビューを果たした。馬場や枠順はもちろん、血統・馬体・走法などから見る適性も重要視しており、その実力には現在活躍中のプロ予想家たちも絶賛している。

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