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【共同通信杯予想】共同通信杯で馬場に恵まれやすいタイプとは

  • 2024年02月06日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はファントムシーフが優勝(撮影:下野雄規)


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として共同通信杯で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 1回東京開催はここまで4日間の開催を消化。路盤の状態が良く、芝は全てのレースが馬場コンディションは「軽い-稍軽い」馬場で行われている。

 1800m(新馬戦を除く)は4レース行われ、3着内に好走した12頭のうち9頭が最初のコーナーを5番手以内で通過。軽めの馬場コンディションにより、直線で高速上がりを出せるため、後方からも差しは届く。

 実力のある差し馬が力を発揮できない馬場ではないが、恵まれるなら先行馬だ。6番人気以下で3着内に好走した2頭はどちらも最初のコーナーを2番手以内で通過。前半から前めのポジションにいた馬だった。

 近年の共同通信杯で馬場コンディションが「軽い-稍軽い」の範囲で行われたのは2019年と2023年。この2回でも先行馬が恵まれている。

 3着内に好走した6頭は全て最初のコーナーを5番手以内で通過。連対した4頭のうち3頭は最初のコーナーを3番手以内で通過していた。

 ただし、単純に前にいる馬も速い上がりを使わなければ、残れない。少頭数でペースが緩むのもほぼ確実なので、先行馬も33秒台で上がってくる必要がある。例年通り、好メンバーの揃った一戦だけに高いレベルの能力が要求される。

 速い上がりが使える馬のなかで前にいる馬を狙いたい。

馬場虎太郎

▲ジャスティンミラノに期待したい(撮影:下野雄規)


 ジャスティンミラノの前走は新馬戦の緩んだ流れではあるものの、楽に2番手を確保して直線で追われてからの伸びも優秀。最後はまだ余力もあった。前走で新馬戦を使っていた馬がいきなりの重賞挑戦は、ペースの違いで戸惑うケースも多いが、共同通信杯は例年少頭数でペースも遅い。新馬からのローテーションは不安材料にならない。

 前走で5回東京3週目の2000mで新馬戦を勝ち上がったのは2022年の当レース勝ち馬ダノンベルーガと同じ。新馬戦でのパフォーマンスはこの馬にも劣らない。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の共同通信杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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